物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2024年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167921620

作品紹介・あらすじ

大きな口を開けて美味しそうに食べる人は腹の底を見せているため善人! フード目線から物語における登場人物の性格や感情、状況を読み解く。更に「賄賂は菓子折りに忍ばせる」「失恋のやけ食いはいつも好物」など、よく似た演出を50のステレオタイプに分析。フード理論を知れば、新しい発見や興味が深まること間違いなし!

みんなの感想まとめ

食事を通じて物語の登場人物やテーマを深く読み解く視点を提供する一冊で、エンタメ作品における「食」の重要性を再認識させてくれます。50のステレオタイプを取り上げ、賄賂や失恋のやけ食いといった場面から、読...

感想・レビュー・書評

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  • #2    菓子研究家  福田里香さん | あの人のティータイム | TEA & TREATS
    https://www.tea-treats.com/doc/article?id=282

    オノ・ナツメのプロフィール・作品情報 - コミックナタリー
    https://natalie.mu/comic/artist/1652

    文春文庫『物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50』福田里香 オノ・ナツメ | 文庫 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921620

  • エンタメ作品ででくる「食事」を元に50の「あるよねーこういうの」をまとめた一冊。あるよねー。わかるわかる。みたいな感じで、おもしろく読めるが、いかんせん「ステレオタイプ」をまとめたのと筆者が人文学系の研究者でなく料理研究家なので、「参考文献出して欲しー!」とちょっとが物足りなくなってしまうところがたまに瑕かなーーーと思った。ただエンタメの読み解きとして「よくある」のでフード三原則だけでも覚えておくと今後便利かも。(そこの分類は見事だなーとは思う)
    あと50の項目全部にオノナツメ先生のオシャレすぎる絵があるのは大変テンションがあがります。

  • 物語を彩る一背景としてしか認識していなかったが、食べ物に着目することから読み取れるものもあるのだと知りとても面白かった。今後映画や本を読むときに「食」についても意識して読み解いていきたいと思う。
    作中では、賄賂の菓子折りや失恋のやけ食いなどステレオタイプに着目して考察を深めていたけれど、その起源や食べ物の歴史などから深めていっていたのでなるほどな、と思わせられることが多かった。物の見方や考え方が深まる一冊となった。

  • 最初は面白いが、少しずつネタが切れてくる感じがしてしまった

  • 聖なる大便は存在しない。
    ステレオ演出のあつあるあつめ。
    見たことないシーンのはずなのに思い浮かぶ演出。
    果物屋がカーチェイスに狙われがちなのは笑ってしまった。
    あと、少女漫画は飲み物(ココア)が癒し。
    腹に心を宿す慣用句が多いし、食事シーンは重要ポイントなことが伝わる。
    その上でインターネット時代は同じ釜の飯を食うとは違う表現にも期待したい。
    物語の全てが始まるので感情を知るシーンだと思って作品を見ると視野が広がりそう。

    サクッと読める名言集みたいな作りだが、ありそうでないまとめ。

  • うーむ。これは作品というよりはカタログかな…
    しかし視点はするどい

  • まだ読了してませんが、とても良い本に出会えたので一旦レビューします。

    私は摂食障害を持っていて、強いストレスを感じると「もう食べたくない」と思っていても食べ物を過剰摂取し、酷いときは無理矢理に嘔吐したり下剤や浣腸で排泄しようとする癖があります。
    ただ、この本に書いてあった「食べ物を粗末に扱うキャラクターは悪役」という文を読み、私は食べ物を粗末に扱う悪い人間なんだと自覚することができました。
    また、私は容姿に強いコンプレックスがあるのですが「絶世の美女は食べ物を口にしない」といったこともこの本に書かれていて、(単純ですが)私も美人になりたいから食べ物を口にしたくない、と思うようになりました。この本を読んでから、以前と比べて過食回数が減ったのです。

    この本の評価にはなっていないかもしれませんが、個人的には今このタイミングでこの本に出会えたことがとても良かったと感じているので、評価を星5にしています。

  • 福田里香氏が定義したフード理論。当時タマフルで聴いて興味を持ったが、文庫化に際して読んだ。


    本書に書かれている理論のうちのほとんどが、無意識にステレオタイプとして捉えていたものだったが、文章化して説明されることで、なるほどと改めて"腑に落ちた"。

    氏の体験に基づく記憶などあり、個人的に「あるある」にならない部分もあったが、新たな見方を発見する部分もあったりして、良い内容でした。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000068881

  • 第115回アワヒニビブリオバトル テーマ「まんじゅう」で紹介された本です。ハイブリッド開催。
    2024.6.4

  • 意外と色んな作品に取り入れられているようです。
    『進撃の巨人』の解説をしているYouTuberから知りましたが、なかなか面白そうです。

    [NDC]778.04
    [情報入手先]
    [テーマ]フリーテーマ(美作R6-1)

  • もうちょっと具体的な映画の話があったら良かった。

  • 一次創作二次創作問わず創作をするオタクや考察好きのオタクは必読。

  • 物語に登場するフードメタファーの解説。どれも見たことがある気がして面白かった。個人的には、タバコとガムの用途と役割の違いがもう少し掘り下げられそうで興味深かった。

  • 食事をテーマにしたとっつきやすいテーマだが、深く考えたことはなく、興味を抱いた。
    なるほどと思える内容と、とにかく選択肢が多く、小説や漫画のネタになりそう。

  • 映像表現におけるフードの在り方、使い方をさまざまな例とともに解説。日々の生活には欠かせない食事でありながらステレオタイプなシチュエーションも食に導かれている。その視点と事例のまとめ方は素晴らしい。

  •  食事は人間が生きていくうえで欠かせない行為であり、これ抜きで生活するのはできない。ゆえに、食事とは、人間の根源的な行為である。本書は、映画、漫画、アニメなど多くの作品における食事のシーンに注目し、そこから登場人物の特徴や心情を汲み取る。著者は、これらのパターンを理論化して、この1冊にまとめた。
     著者は「フード理論」と名づけ、それを3つの原則としてシンプル化したのが「フード三原則」である。これをもとに、多くの物語で見られる50の場面を解説する。中でも印象的なのがジブリ作品の食事シーンの解説である。ジブリといえば、食事の描写が繊細で印象的であるが、本書を読むと、なぜここまで食事の場面にこだわるのかが理解できる。
     また、50の理論以外にも、食物にまつわる歴史も語る。たとえば、酒とは古来から儀式の場面に用いられたことや、チューインガムのガムは、南米マヤ文明が元となっているなど、料理研究家ならではの雑学も記載されている。
     このように、本書を一通り読むことで、今後見る作品の面白さが倍増するのはもちろんのこと、実際に作品を創りたい人が、食事のシーンをどのように工夫すべきか、その指南書としても読み込める。

  • 596-F
    文庫(小説・エッセイ以外)

  • 長らく手に入らなかった単行本が、文庫化されたので。

    目からウロコとまではいかないが、物語の一つの見方として軽く読める。

    青酸カリのアーモンド臭とは、果実の巴旦杏の酸味のある臭い(酸だからね)のことで、普段ナッツとして香ばしく炒ってあるアーモンドではないのである。青酸カリで毒殺された人を実際に目の当たりにしたことはないけれど、きっとアーモンド入りのお菓子の匂いはしないはず。

    つまり、その程度の作者のお話。

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著者プロフィール

菓子研究家。新宿高野に就職後、独立。書籍や雑誌で提案するフルーツレシピが人気。著書に『野菜、果物、ハーブで作るフレーバーウォーター』(文化出版局)、『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『季節の果物でジャムを炊く』(立東舎)など多数。

「2018年 『いちじく好きのためのレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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