いわいごと (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2024年3月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167921811

作品紹介・あらすじ

江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、好評連作短篇シリーズ「まんまこと」第8弾。

麻之助、ついに後妻をとる――!?
かつて恋女房を亡くした麻之助。
彼のもとに、縁談が3つもやってきた!
しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。
麻之助たちは、なぜ不思議な縁談ばかり集まったのか調べることに。
果たして、麻之助の縁談の行方は……。 

他にも、相馬家が吟味方与力に昇進したり、高橋家の支配町が増えたりと、今回も麻之助たちは大忙し! 急展開の第8巻。

文庫解説・大矢博子

みんなの感想まとめ

様々な謎やもめ事を解決する町名主の息子、麻之助の物語は、今回も軽快でユーモラスな展開が魅力です。縁談が舞い込む中で、彼の再婚が意外な方向へ進む様子や、友人の吉五郎との関係も見どころとなっています。麻之...

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズも8冊目。購入は文庫本にしているので、文庫本化までは長い。オール讀物の連載も不定期なので、前の方を忘れてしまうのが難点。
    このシリーズはお気楽な町名主の息子の麻之介が推理して事件を解決して行く。今回も頼りなさそうに見えて最後は何とか解決する。その過程で友人達や有力者達の力を貸して貰う。
    友人の吉五郎の縁談では、事件の真相を暴いたものの遅きに失した。自分の再婚は思わぬ方向に。
    意外な結末もこのシリーズの楽しみ。

  • ものすごく完読までに時間がかかりました(・・;)
    単純に他の本に浮気していたり、忙しかったからなんですが……。

    解説の大矢さんではありませんが、まさに人生は予定外の連続。

    今回で落ち着くところに落ち着いたという感じですが、次巻では赤子も生まれることですし、また予定外の物語が続くのでしょうね。

  • 町名主、町役人という江戸時代の行政機構を知ることもでき、面白い。
    麻之助の気持ちの良さもかわらずだが、町名主であるが故の問題とがあったり。強引ながらも、話をまとめていく、ところなんかは、参考にもなる。反対だけの意見はだめですよ。か。

    まあ、縁は異なもの。
    まさかの展開でお相手が見つかるのも楽しい。

  • お雪さんじゃなくてなんか良かったな。
    前作も感じだけど、やっぱりちょっとマンネリ化してるなぁ

  • 生まれた時から名主の跡取りが決まっていてお決まりのお気楽な育ちの主人公。今回は麻乃介の再婚話。自分の意志は言葉にしない、相手の意志に任せる(尊重する)
    麻乃介。流れに任せる生き様。そんな主人公

  • こたえなし/吉五郎の縁談/八丁堀の引っ越し/名指し/
    えんむすび/いわいごと

    麻之助の元にやってきた縁談はなんと三つ!?
    三つともいわくつき?

    所帯を持たないと一人前とは言われない時代の嫁取りは大変なのね。
    麻之助さん、ほっとかれたらずーっと一人でいたのかなぁ

  • 【麻之助、ついに後妻をとる―― 大好評シリーズ】江戸町名主の跡取り息子・麻之助のもとに縁談が三つも? だがどの話も妙なところがあるようで……。急展開の第8弾!

  • 遂に麻之助に、嫁御が!
    柔よく剛を制す、という言葉がぴったりの人物。
    嫁御様もなんだか、ただのおとなしい女性という感じでもなさそうで今後が楽しみ!

  • 2024年3月11日購入。

  • てっきり麻之助はお雪さんと…と思っていたのでびっくりです。
    一度途切れた縁がどうなるのか誰にも予想ができるものではないけれど、知らない者同士が時を重ねて互いを知って夫婦となる、それもまた素敵ですね。
    さてさて最後は吉五郎ですが、どんな時が流れていくのでしょうか。

  •  これは意外な展開だった……! 巻末の解説でも触れられているとおり、江戸時代の結婚事情を考えれば「そういうものかもしれない」と腑に落ちるものではあるのですが、読者感情としてはなんとも複雑……この展開を手放しで喜ぶのは、正直、かなり厳しい気がします;
     巻が進むにつれて、麻之助たちの立場上、シリーズ初期のような馬鹿や無茶が減っているのをちょっと寂しく思う反面、個々の成長や変化をリアルに丁寧に書いているんだなぁとも思わされました。
     麻之助の嫁取りという一つの区切りもついたところで、はてさて、ここからどう展開させていくのやら……?

  • 麻之助の縁談がテーマの1冊。江戸時代の結婚事情もおもしろかったが、主人公の嫁取りに向ける葛藤がなんだか切なく感じた。人と人との縁は、少しの掛け違いでついたり離れたりするものだと実感しました。今度は幸せになってほしいな

  • まんまことシリーズ第8弾。江戸町名主の跡取り息子でお気楽で名を馳せている麻之助に一度に3つも縁談話が舞い込んだ、という目出度いのかそうでないのかわからない出来事などなど、今作でも厄介事が目白押しである。麻之助にお嫁さんが決まって良かった。

  • 「まんまこと」第8弾
    お気楽者の麻之助は、頼まれ事の解決のため、当事者への聞き取りや知り合いなど他人にも協力を仰いで、解決に導いていく。
    お気楽者と言われる麻之助だが、周りもその手腕を認めてきている。
    だからこそ、麻之助が心を決めた縁談があっと言う間もなく決まって行ったんだろうと思う。
    相馬小十郎が与力になるなど、変化が大きい巻でした。

  • ちょっと予想外。
    まあ予定調和にならない方が良いか。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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