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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167922115
作品紹介・あらすじ
ある時は凧屋の店主、またある時は馬を操る腕利きの岡っ引。
追い求めるのは、父の面影――。
暮れも押し迫るなか、見回りをしていた吉蔵は、
田楽の店を一人で切り盛りする身重のおはると出会う。
彼女には何やら事情があるらしい。
一方、神田堀には心の臓を一刺しにされた死体が浮かぶ。
その男が阿漕な高利貸しの宇兵衛だとわかり……。
黒駒を乗り回し、父への思いが詰まった凧を愛する異色の
岡っ引・吉蔵が大活躍の、シリーズ第二弾!
みんなの感想まとめ
人間ドラマとサスペンスが織り交ぜられた物語が展開される中、主人公の岡っ引・吉蔵が凧屋としての商売をしながら、様々な事件に立ち向かう姿が描かれています。物語は二つの中編から成り、金貸しの殺人事件や、行方...
感想・レビュー・書評
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江戸は大伝馬町で黒駒屋という凧(たこ)屋を営む吉蔵は、甲斐国笛吹川支流の黒駒の牧で育った。当時の甲府勤番支配であった坂崎定勝が、御用聞きとして働く吉蔵の働きを見て、江戸へ帰る時につれてくる。坂崎家で奉公していたが、北町奉行所の与力金子十兵衛に請われて、同心菱田平八郎の手下として働く。いまは、北町の御奉行所から十手を預かる黒駒の吉蔵親分である。
【雪融け】
吉蔵が、河原で凧揚げを見ていると、呉服太物を商う「富田屋」の手代直次郎が、吉蔵にいつか大凧を揚げてみたいと語った。亀井町の神田掘に金貸しの宇兵衛が、刺されたうえに掘に投げ込まれて殺される事件が起きた。宇兵衛の大福帳を見ると、富田屋の主鶴太郎と手代直次郎は、それぞれ宇兵衛から金を借りていているが証文がない。吉蔵は、凧を揚げたいと言った直次郎がまさか……。
【馬駆ける】
岡っ引の妻五郎は、医師から余命いくばくもないと言われる。吉蔵が呼ばれて一年半前に突然いなくなった娘おまちを探してくれと半狂乱で言う。おまちは、料理屋「竹乃屋」で仲居として勤めている時に、部屋を間違えて入った部屋で、南町奉行所の与力野呂富之助と武蔵屋の後家おはまの密会を見てしまった。野呂は、手下の御用聞きの円蔵に命じて殺させようとしたが。円蔵は、おまちを女郎屋に売った。おまちは……。
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岡っ引黒駒吉蔵シリーズ一覧
02.馬駆ける 2024.10.27読了
01.岡っ引黒駒吉蔵 2022.04.16読了
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「図書館」
岡っ引黒駒吉蔵シリーズ2作目《文庫本》
2024.05発行。字の大きさは…小。2024.10.26~27読了。★★★☆☆
図書館から借りてくる2024.10.20
雪融け、馬駆ける、の中編2話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2話からなる。
「雪解け」「馬駆ける」
主人公が、岡っ引きの黒駒吉蔵。
凧を売る商売だが、小説として、珍しい。
一話から、金貸しが殺される。
血の繋がりも無い おでん屋の おはるの出産に、金子を 借りていた 直次郎が、疑われる。
しかし、直次郎の勤める富田屋の若旦那が、張本人であった。
おはるの 住む長屋の 人達の 暖かさは、良いけど、直次郎が、罪を被らなければいけ無かった動機が、曖昧!
人を殺めているのだから、死刑に 値する事である。
盗みでも、磔である。
そんな自分の命と交換のために、若旦那を 庇う事が、腑に落ちない。
主人公の吉蔵が、居なければ、どうなっていただろう。
二話の話だが、妻五郎の娘が、行方不明になった。
そして、義理の息子矢七も、褄のおまちを 探索中に殺された。
おまちが、見ては いけないものを見たからで あるが……
南町奉行の腐った人物達に 翻弄されている。
これまでの 悪事は、もっと あっただろうに……
妻五郎の死に際に 娘のおまちに 会えて 良かったが、それまで見つからない事も不思議である。
おまちも、仕事場で見た事を、仲間には話をしたのに、矢七に 話をしなかったのも腑に落ちない。
これまでの 悪行が、発覚して、処罰される事に なるだろう。
しかし、おまちの失った時間、身体や 精神的苦痛は、消えないし、大事な 夫の矢七も、戻って来ない。
こんな心配が なければ、妻五郎も、病気に ならなかったかも……なんて考えたら、全て 良かったのか?と、考えてしまった。
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2年半振りの2作目なので、ほとんど設定を覚えてなかったが、問題なし。藤原さんらしい、暖かいストーリーになってる
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【甲州黒駒を乗り回す岡っ引・吉蔵が大活躍するシリーズ第二弾】暮れの町中で、阿漕な金貸し屋の宇兵衛が殺された。吉蔵は手下の金平と共に店の大福帳を調べるが、そこに覚えのある名を見つけ……。
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著者プロフィール
藤原緋沙子の作品
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