幽霊作家と古物商 黄昏に浮かんだ謎 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2024年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167922498

作品紹介・あらすじ

「ねえ、助け合ってみない? 僕たち。」

死後も小説を書き続ける作家・響は、自分の死因が分からないままこの世に留まっている。孤独な響のことが視えるのは、古道具屋「美蔵堂」の店主・類だけ。どこか謎めいた彼は、霊を引き寄せやすい体質で……。唯一無二の関係になった二人のもとには、今日も怪異が訪れる。曰くつきの青年達がおりなすホラー短編集、第一弾!

====主な登場人物====

長月響(ながつき・きょう)
作家。自分の死因がわからない幽霊だが、今も執筆の仕事を続けている。

御蔵坂類(みくらざか・るい)
古道具屋「美蔵堂」の店主で、響の友人。霊感があり、響のことが視える。

みんなの感想まとめ

死後も小説を書き続ける作家と、彼の死因を知る古道具屋の店主が織り成す物語は、ホラーとミステリーの要素が絶妙に絡み合っています。主人公の響は、霊感の強い友人・御蔵坂類と共に、怪異の謎を解き明かす旅に出ま...

感想・レビュー・書評

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  • ショートホラー?ミステリー?

    ちょっと変わったお話。

    怖かったり悲しかったり、でも面白かった。


    主人公の長月響は人気作家。
    だけど、実は死んでいる。

    それを知っているのは霊感の強い古道具屋・御蔵堂の若き店主・御蔵坂類だけ。

    響は何故死んだのか。
    何故死んでるのに自室のパソコンだけが使えて小説家を続けられているのか。

    自身の謎を追いかける中、御蔵堂に舞い込む怪異の謎も解く。


    ショートストーリーなので、どれも読みやすい。
    怪異は恐くてちょっと気持ち悪さもある、でも読めないほどじゃない、丁度いい感じ。

    ホラー初心者にはもってこいな作品だ。

    ミステリーっぽさがあるのも良いし、友だちのようでバディのような幽霊作家×霊感美形古道具屋という関係性もいい。

    一番響いたのが『大蛇』
    まさかホラーに泣かされるとは…

    怪異にも色々あるんだと気付かされた。

    すでに続編が出ているらしいので早く購入せねば、と思う。

    響の謎はいつ明かされるのか気になって気になってしょうがない。

  • 連作短編でサクっと読みやすく一気読み!死後も小説を書き続ける作家の響の作品を読んでいる感じがいい。程よいホラー感も面白い。怪異と謎、幽霊作家の死因はなんなのか?次作が楽しみ!

  • 設定がおもしろい。

    すでに亡くなっている作家の主人公。
    霊が見える骨董屋の主人。
    ふたりで協力し合う短編集。

    オカルト・怪談好きは好みの設定かもしれない。

    第二弾も読もう!

  • 冒頭から曳かれました
    崖から転落したらしいけど詳細は
    わからず、幽霊になっていた
    何故かパソコンには触れて執筆を
    続ける作家の私と
    私が見える骨董屋の若きハーフの
    店主、類
    私の死の謎は次巻?
    子ねこと少女の話
    私も胸が痛くなった

  • 表紙が美しく一目惚れ、13話のホラー短編。
    頁数が少ないのであっという間に読了。

    『見える子ちゃん』みたいな世界観で、仄暗い気持ち悪さと優しい怖さがあり面白い。
    このひと生きてる?そこ大丈夫なの?と読後に恐怖がこみ上げる。

    「あと追ひ」が特に好き。怖いのに最後はぺたぺたすら愛しい。

    今作は幽霊作家・長月響の視点で語られていくが、古物商・御蔵坂類の視点でも読んでみたい。
    続編は10月発売らしい。表紙にも期待。楽しみだ。

  • 続きが気になる終わり方でした。
    面白かったです。

  • グロテスク描写がある訳ではないし、主人公は死んじゃっているにしても、他に犠牲者が出てくる訳でもないのだが、ゾワっと怖い話が多かった。
    意味が分かると怖い系と言うか。
    ホラー映画などは設定が仰々しすぎて「明らかにフィクション」と割り切れるため怖くないのだが、この話の怖さはすぐ隣で起きそうな怖さと言うか、日常生活に共存していそうな怖さと言うか。
    容易に想像できる分、完全にフィクションと割り切りにくい怖さと言うか。
    こういうさり気ないホラーの方が余程怖い。
    久々に鳥肌立った。
    こういう雰囲気大好き。

    何より怖いのは、幽霊になってしまった主人公の謎。
    伏線は示されても、回収されないので、謎が謎を呼ぶ展開に。
    ただどうにも只事ではない雰囲気は伝わってきたので、それだけでもぞわっと怖い。
    明らかになるのは発売が決まっている次巻になるのかな。

    青年二人の会話や(ちょっと変わった)日常をほっこり眺めていればいいと思っていたら……うん、油断ならないお話だった。

  • 死後も小説を書き続ける作家の幽霊と、骨董店を営む霊が見える青年のホラー短編集。
    幽霊が出てくるけれど、それほど怖くはないのでホラーが苦手な方にもおすすめ。

  • 「大蛇」が特に好きだった。
    飄々とした類と、平凡な響のやり取りが小気味良く癖になる。ホラー描写があるものの、軽微なのでホラーが苦手な人でも楽しめる。
    続編が出たら是非読みたい。

  • ☆3.7

  • 一話一話が短すぎるかな、と感じました。ハマる前に終わる感じ。

  • 印象は微妙、1話ずつが短いので読みやすい。次も読んでみたい

  • とても短い短編集。
    裏のあらすじを見ずに読み始めたので、「ほんまに幽霊やないかいっ!」と突っ込んでしまったw
    ホラーというより、都市伝説系の、「あれ?今なんかちょっとゾワッとした…?」程度の気味悪さ。
    キャラ設定で読ませる話だろうに、そこにいまいちハマれず。
    とりあえず解決編へ。

  • じわじわ面白い。

  • 基本的にホラーは苦手なジャンルだけど、表紙のイラストに惹かれて買った1冊。
    震えるほど怖い!とかではなく、ちょっとゾクッとする類のホラーで、短編だしさっくりと読みやすかった。
    気になる終わり方をしてたので続編も読みたいです!

  • 設定からおもしろい。主人公、幽霊なのにホラーな状況にとてもビビる生者のようなタイプ。
    そして表紙がとても好き。

  • 死者が主人公で、「夏と花火と私の死体(乙一)」を思い出すが、また一味違って幽霊が語り手。
    しかも社会的?に死んでおらず、幽体で生活を続けており、死体も死んだ理由も不明。
    幽霊で過ごすなら、こんなことしてみたいの夢がつまっていて、新しい視点。
    なんだか最初から謎ばかりだけれど、怖い雰囲気あり、ほろりとする話あり。
    帯に5分で読めるとあるだけに、さっくり読める。
    次作に謎が解かれるのか?楽しみな展開。

  • 気づかないうちに幽霊となっており、それでも小説家として活動し続ける響。霊が視える古物商の類と出会ったことで、彼らはお互いに協力し助け合うことにする。彼らが出会う怪異の数々を描いたホラー短編集です。
    全体的にほっこりとした読み心地……のわりにはしっかりと怖いです。こういう事態が当たり前な類が平然としているのに対し、もう死んでいる響の方が恐れたり慌てたりするのがなんだかおかしいような気も。だけどいかに死んでいるとはいえ、これだけ干渉されると怖いよなあたしかに。そして響の死の真相は次巻で明らかになるのかな。
    お気に入りは「あと追ひ」。最初はぞっとさせられたんだけれど、真相を知るととても可愛いと思ってしまいました。「大蛇」も可愛いよね。切ないけれど、ほっこり。
    怖くてお気に入りは「模様硝子の向こう」。これは本当に嫌です。こういう家、たまに見るけど。今度見かけたらぞっとしてしまいそうな気がします。

  • 嬉しい誤算の面白さにビックリしました!

    幽霊になってる響さんが他の幽霊にビビり散らかして類くんに頼ってるホラー短編連作。
    ホラー自体に目新しいものは特になかったけど、響と類の謎がじわじわ怖い。
    10月の続編が待ち遠しいです!

    とても薄くて、幽霊作家の響さん視点で怖がりなが話が進むので、サクッと読めると思います

  • 悪霊退散!!

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