- 文藝春秋 (2024年8月6日発売)
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感想 : 13件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167922603
作品紹介・あらすじ
アムステルダムの街で恋に破れたヤマトは、出会ってしまった。元俳優の港くんと――。港くんはスキャンダル報道で、芸能界から姿を消していた。過去の傷を抱えながらも、互いの距離は次第に近づいていき……出会うはずのなかった二人が織りなす、切なくも感動的なラブストーリー。巻末に特別付録「『港颯真(みなとそうま)』という生き方」収録。
異国の地で出会ったのは引退したはずの人気俳優だった。彼に新しい世界を見せられた僕は――
「過去はね、変えられるはずなんだよ。もしかしたら、未来よりずっと簡単に」
『昭和元禄落語心中』『いとしの猫っ毛』の雲田はるこ 描きおろしイラスト満載!
【登場人物】
●ヤマト……彼女と一緒にアムステルダムに移住したが、浮気され失恋。飲食店で働きながら鬱屈した日々を過ごす
●港颯真……元人気俳優。薬物使用疑惑で芸能界を去る。マッチングアプリでヤマトと出会い、ゲイであると告白
みんなの感想まとめ
人生の転機を迎えた主人公が、異国の地で出会った元人気俳優との関係を通じて成長していく物語は、出会いや期待、勇気といったテーマがしっかりと描かれています。オランダの文化や風景が織り込まれたストーリーは、...
感想・レビュー・書評
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冴えない日常を送っていた主人公が、人生を変えるような出会いをする。異国の地で繰り広げられるストーリーが良かった。料理とか音楽、芸術から歴史に至るまで、ところどころ出てくるオランダ(ヨーロッパ)要素が、自分の好みに刺さりまくりでした。
物語全体を通して、「出会い」「期待」「勇気」が軸としてブレずにあったのですごく読みやすかったです。
⚫︎闇が深いときって、どんな小さな光でも輝いて見えますよね。それっていいことなのかな。それとも悪いことなのかな。大したことない光を、過剰にありがたがっちゃうのって、どうなんでしょうね」
「でも光は光でしょ。これまで通り過ぎてきた光に気付けるなら、それは嬉しいこと」
⚫︎ 同じ才能を持っている二人がいたら、勇気があるほうが勝つに決まってるんだよ。だって勇気がない人は、才能を発揮することなく人生を終えていくんだから」「でも才能があるかどうかなんてわからないじゃないですか」
「わからないよ。でもあるかどうかも動き出さないとわからないじゃん」
思い通りにならないかもしれない、裏切られるかもしれない、失敗するかもしれない。最近、こんなはずじゃなかったと思う瞬間がいくつもあって、その度に、環境とか人のせいにして折り合いつけてきました。結局、自分自身がどれだけ、可能性を摘み取ってきたのか、向き合わないとだし、根拠なんかなくても、勇気や期待を持つことが、これからの自分の味方になってくれるのかもしれないなと、なんとなく読みはじめた本だったのに、自省タイムに入ってしまいました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
単行本の表紙も素敵でしたが、文庫版も良き。
文庫版で増えた後日談がとてもよかった。
物語はヤマトくん目線で語られているから、港くんはどう思っていたのかを数年越しで知ることができて感激。
ヤマトくん愛されてますね。
本編に挿絵が増えたのは良いのですが、文章が削られてる?
中居くん、劇団ひとりさん、柳澤さんの登場がなくなってますよね?
ちょっと残念。
気付いてないだけで、他にも変わってるのかな。
芸能界に復帰した港くんの映画はきっと素晴らしいものになったと思いますし、どんな映画が観てみたいなぁ。
2ヵ月ちょっとくらい?離れて、またアムステルダムに戻ってからの二人の生活とか、続編も是非読みたいです。
ところで、ヤマトくんの名字は未だに明かされてないのかな?
消去法でわかると言われてて、三択くらいまでは絞れてるけど、決定打がない。
わかる方がいたら教えていただきたいです。
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この方はこういう小説も書けるんですね。
めちゃくちゃ意外でしたが、古市憲寿がBLロマンスを描いていました。
正直なところあまり意外性はなくて普通、名作ではありませんが、読みやすい作品。
人に勧めるかといえばそうでもないあくまで自分自身が辿り着く分にはいいのかなと思います。
BLが好きな人ははっきりといえば期待するほどではないです。
人としての成長を描く過程においては良いかもしれないし、悪いことが起きないネガティブな感情になりにくいことからメンタル面ではすごく落ち着く。
ただ何度も言いますが意外性のない普通の作品です。 -
【傷を抱えた二人の男子、感動のラブストーリー】アムステルダムで、僕は出会ってしまった。傷ついた芸能人、港颯真くんと。画面の向こうにいた港くんとの距離がどんどん近づいて…。
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正直、意外でした
なんか、でも、ありがちなBL的な話で途中から……でした -
古市さんの本を読むのはこれが2冊目。小説でフィクションなのだけど、古市さんは現代社会のネタを盛り込んでくるので勉強になるし、体験談かと思うほどリアル。
この作品は同性愛がテーマだけど、主人公が男が好きなのではなく、港くんが好きだといったセリフが心に残っている。私の周りには同性と付き合った子がたくさん居て、そういう性的志向の子が近くにいるのだから受け入れよう、理解しようと考えていた。私には「その人だから好き」「人として好き」というストレートな感情が欠けていた。あまり難しく考える必要は無かったんだな。古市さんはメディアだと言葉がキツイ印象があったけど、小説では心理描写が丁寧であたたかい。 -
よくテレビで見かける社会学者が小説書いてるんだと興味が湧いた
しかし読み始めてすぐにこれは最後まで読めないかもと思った
結局100ページくらいで断念
挿絵があると思ってなくて挿絵の絵が好みでなかったのもあるかもしれない -
古市さんの本を読んだのはこれが初めてです。
こんな爽やかな読後感のBLロマンスが書ける人なんだ!とびっくり。
風景描写が素敵だし、料理の描写も本当に美味しそうで実際に全部食べてみたくなりました。
文庫版に収録されている港くんのインタビュー記事が良かったですね、改めて読み返してここのシーンでは港くんはこういう感情だったのだろうか…と確認したくなりました。
古市さんには是非またBL小説を書いてみてほしいです! -
中居くんの「土曜な会」に出演してるときの古市さんが他の番組とは印象が違って好きになり、こちらを購入。まさかまさかでイメージと全然違ったのでびっくり。港くんの芸能界引退のきっかけやそのときの心情とか今の私には辛かった。真実は語られず週刊誌の書き立てたことがさも真実のように語られて信じられてしまう、そんな理不尽。まるで今のことを言ってるかのようだ。
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古市さんって古市さん?
と思って読み始めて、
懐かしのルビー文庫…いや、ホワイトハート??
と読み進めて、
その印象のままエンディングを迎えて…
古市さん?と検索した。(合ってた。)
20年強前に、阿呆ほど読んでました。今も栄えているのかしら、あの界隈。
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ゲイ、オランダ
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古市憲寿の作品
