本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167923204
みんなの感想まとめ
多彩な短編が収められた本作は、ユーモアと軽妙な皮肉を織り交ぜながら、さまざまなキャラクターの魅力を引き出しています。特に女性たちが颯爽と活躍する姿は、読者に爽快感を与え、元気をもらえる要素となっていま...
感想・レビュー・書評
-
オール讀物掲載の短編七篇に、著者自身による解説を書き下ろしで収録。
短編に文庫タイトルの作品はなく
ついでにジェントルメンを描く ユーモアと軽妙な皮肉が込められた作品を選んでいるのかな。
「Come Come Kan!!」
Kanが寛で、びっくりかん!
文藝春秋だけに
「渚ホテルで会いましょう」
ホテルで会えるのは、美女だけではない
子育中なだけに
「勇者タケルと魔法の国のプリンス」
勇者の資格は、友との協力
「エルゴと不倫寿司」
これは、全くもってかなり好き。
高収入男子達が、勝負の時の御用達の高級寿司屋。そこに突如現れた食通の断乳が成功した子連れジャージ女子。
2年ぶりのワインと生魚を堪能し始める。
男達の薄っぺらいプライドなど ものともぜず。
この“エルゴ”がエルゴベビーの抱っこ紐はわかったんだけど 元がわからなくて
「立ってるものは 舅でも使え」
私が、亡くなった舅を使ったりしたら、立ち上がれないぐらい、叩き潰されたろうなと思う。
今は離婚率も高いから、シングルマザーも珍しくない。でも、逆に子供を置いて出てきた娘を持つ知人達何人かの 苦しみたるやー。
全く小説のレビューにはなってないわ
「あしみじおじさん」
古典少女翻訳小説の数々を散りばめながら
あしながになりきれないおじさんの奮闘
「アパート一階は カフェー」
文藝春秋だけに?菊池寛のご活躍
解説は 菊池寛に憑依した作者自らの書き下ろし
文藝春秋のロビーに菊池寛の胸像があるんでしょうね。ついでのジェントルメンの一人は寛さんかな -
7つの話からなる短編集。
作家デビューから芽が出ない女性に訪れるファンタジーの話があったり、不倫の話があったり、自立したい女性の話があったりと、この題名で1冊にまとめられていることに疑問を感じた。
スカッとする話もなく、何だかモヤモヤする1冊となってしまったが、それぞれの話は読みやすくちょっとした息抜きには良いかもしれない。 -
面白かった!
あしみじおじさんが好き -
登場する女性たちが颯爽としてるのが 気持ちよくて スカッとしちゃう!やらかした時に読むと 元気が出る!「エルゴと不倫鮨」が個人的に好き!解説が菊池寛!ありがたし〜(笑)
-
柚木麻子さんは初読みでした。
短編集で文藝春秋創設者の菊池寛の銅像が菊池寛という設定で声を掛けて新人作家を助けたり、大正期の本物の菊池寛や谷崎潤一郎が登場したり、はたまたドラクエみたいな話もあり、バラエティに飛んだ短編集でした。 -
ずっと積読としてあったが、ようやく手にとりました。
どの短編もスピード感があり、解説にあったとおりに、はっきりとしていて、元気な感じを受けた。
読んだ感想としては、読者によっては好き気嫌いが別れやすいのかなと感じた。
私は「あしみじおじさん」の話が好きだった。
-
文庫化されたので早速購入。
おもしろくてイッキ読み!
7つの物語からなる短編集。
ファンタジックな展開のものや
スッキリ爽快な読後感があるもの
短編集はいろんな物語が
1度に読めるからいい。
解説はまさかの文藝春秋社を創設した菊池寛。
亡くなってる人が解説って初めて見た。
それもワクワクポイント!
収録されている物語のうち
特に「ComeComeKann!!」は
きっとこの先何回も読みたくなると思う。 -
----------------------------------
美食 整形 貧乏 離婚 不倫
なにがあろうと
ロマンチックに
猪突猛進!
胸のモヤモヤを吹き飛ばす7つの物語
----------------------------------
久しぶりに柚木さん読みました!!
直木賞候補になってたり(本作ではないけど)、
朝井リョウさんのエッセイ読んでたら、
柚木さんが登場されていて、
とにかく柚木さんに会いたいな〜と思ってたので、
久しぶりの再会に歓喜でした!笑
相変わらず面白くって、
突飛な発想から、
突然スンッて落とされたり、
ひゃっほー!って叫んでみたくなったり、
それぞれの物語の登場人物たちが
愛らしく爆走してます。笑
個人的に好きだったのは、
Come Come Kan!!
立っている者は舅でも使え
解説 菊池寛!?
です。笑 -
女性たちが立ち上がったり、寄り添ったり。見ていてエンパワーされるような物語たちだった。
女性たちが言いたいことを言っている描写はただそれだけで気持ちがよく、だからこそ抑圧を感じていることが当たり前になっていることに気付かされたりもした。
柚木さんの本は「ナイルパーチの女子会」だけ読んだことがあり、あまりに強烈な内容だったため(好きな作品ではある)、「ついでにジェントルメン」はまた全く雰囲気の異なる、明るく元気が出る小説集で驚きもあった。
シスターフッド的なお話が好きなのでとても楽しかったし、
勘違いおじさん、みたいな男性もたびたび登場するものの、出てくる男性の全てが女性の敵として描かれているわけでもないところがフェアだと思う。
少女小説の法則を自分なりに読み解き、メソッドを実現すべく行動する女性のお話「あしみじおじさん」と、
旦那に離婚を切り出した後、(元)義父と幼い息子との奇妙な3人暮らしが始まってしまう「立っているものは舅でも使え」
が特に好き。
菊池寛に始まり菊池寛に終わるところも不思議で面白い。もはや何が本当で何が嘘なのかも分からない、煙に巻かれたような菊池寛視点の解説で締めくくられており笑ってしまった。 -
-
7つの短編集。ジェントルメンと言えるかどうかという登場人物をめぐって起こる、さまざまな物語。
それぞれ面白いお話でしたが、それぞれの中に「女性が男性に頼らず自立して生きていく」というテーマがあるように思いました。登場する男性が、軒並みジェントルメンではないところも、女性がしっかり生きていくことを際立たせているようで、清々しいです。あと菊池寛はほんとにこんなキャラだったのか、興味がわきました。 -
柚木麻子さんの短編はアンソロジーで読んだことはありますが、連作短編ではない純粋な短編集を読むのは、本書が初めてです。
収録作のうち、「エルゴと不倫鮨」はアンソロジー「注文の多い料理小説集」で読んだことがあるので、再読でした。
全体的に、痛快と思うか、味付け濃すぎと思うか、読み手によって評価が分かれるかもしれません。
私は、短い話の中で印象を強くしたいという短編ゆえの味付けの濃さかと思いましたが、後半の収録作3作は比較的マイルドな味付けでした。
「立っている者は舅でも使え」、「あしみじおじさん」は、新型コロナが感染拡大したころの話で、当時の空気感を思い出しました。それでいて、こんな発想はなかった的な物語の展開が面白かったです。
1931年を舞台にした「アパート一階はカフェー」も面白かったです。当時の文壇ネタで現代では炎上しそうな話も、文学史的に実話なのだろうなと思いました。
収録作
Come Come Kan!!
渚ホテルで会いましょう
勇者タケルと魔法の国のプリンセス
エルゴと不倫鮨
立っている者は舅でも使え
あしみじおじさん
アパート一階はカフェー -
柚木麻子さんの本は3冊目、前の2冊は面白かったので間違いない!と思って、手に取ったが、間違いなかった。楽しめました。
短編7つ。「勇者タケル…」はイマイチ、わからなかったが、あとの6つは、どれも楽しめた。「立っている者は舅でも使え」は結局、最後はどうなるんだ?なんて、後に心地よい余韻が残る。「エルゴと不倫鮨」は女性からみれば爽快なお話。
-
菊池寛やらなんやらかんやら。なんでもこい!の元気が出る短編集。
-
柚木麻子女史は前作の『 BUTTER 』でも強い女性を描かれていたが、今回登場する若い女性たちも、一見ひ弱そうで実は逞しかった。
昭和初期から現在まで、苦労を抱えて生きる女性たちが7編の短編に綴られている。
様々な立場の女性たちが、ユーモアを含めながら自らの道を切り開く痛快物語だ。
全編に駄目な男に対峙する女性が綴られている。
「女性が社会で仕事をするのはつらいだろうけど、男だって大変なんだよ」と思っている男性こそ、この一冊で女性の現状を知るべきだ。
登場する女性たちは、懸命に真剣に生きている。
子育て真っ盛りのシングルマザーは、一杯のワイン、一貫の握りを心ゆくまで味わうことは難しい。
女性が一人で真にリラックスして珈琲一杯を飲める場所は意外と少ない。
何気ない姑・舅の嫁への圧力等々、ジェンダーが語られる今の世の中でも女性が背負う荷は決して軽くないのだ。
そんな女性たちが、もどかしさを堂々と飛び越えて、新たな局面を自らのチカラで引き寄せる物語だ。 -
「Come Come Kan!!」
「渚ホテルで会いましょう」
「勇者タケルと魔法の国のプリンセス」
「エルゴと不倫鮨」
「立っている者は舅でも使え」
「あしみじおじさん」
「アパート一階はカフェー」
「Come Come Kan!!」と「エルゴと不倫鮨」が面白かった!
菊池寛、こんな人だったのかなあ。
文藝春秋の創業者ですが私が持ってるのは新潮文庫の『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』でした。この短編集も好き。 -
BUTTERが読んでみたいので、
イケるかイケないかの判断の為に、ライトそうな短編集に手を出してみた。
とても読みやすい!
好きかも!!
と、思える作家さんでした。
…つまりわたしは女性作家が好きなんだな。
芥川賞・直木賞と明治〜昭和初期あたりを
上手に絡めながら軽やか!
スッキリとかドキドキとか系ではないので、ゆっくり身体を休めたい時に読む本かと。 -
まあまあでした。菊池寛・文藝春秋など、その辺の知識のある人には楽しめたのだろうか。
女性が主人公の短編集ではあるが、そこにはどうしても男性との結びつきや男性がいないと、、みたいな価値観が漂って感じるのは私だけだろうか。 -
『終点のあの子』や『ナイルパーチの女子会』と比較すると、「女性VS女性」の構図から「女性VS男性」への構図に変わってきているというように感じた。女性としての生きにくさは男性側に原因があるとされており(実際に、最低でクズな男たちが本作で描かれている)、それを通じて女性同士で結託して男性優位社会に切り込んでいく様子がかっこいい。今でこそ男女平等という言葉が言われるようになってきたけれど、それでも男性優位の社会は続いている。ずっとずっと続いているこの風潮を小説にして社会の在り方に問いを投げてくれている柚木さんの作品を一人でも多くの人が読んで、未来がより良くなるといいな、と思った。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
柚木麻子の作品
本棚登録 :
感想 :

エルゴのおかげで外出がオシャレになりましたよね♪
昔は 夏でも隠すためにママコー...
エルゴのおかげで外出がオシャレになりましたよね♪
昔は 夏でも隠すためにママコートの夏バージョンみたいの使いましたもん
⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
...
⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
素敵なレビュー書くもんだから また読みたい本が増えてしまう♥
柚木麻子さんは 文藝春秋デビューだから
菊池寛さんには 親しいみたい笑
おそらく 文藝春秋に頼まれてないのに
菊池寛書いてると思う
柚木麻子さんは 文藝春秋デビューだから
菊池寛さんには 親しいみたい笑
おそらく 文藝春秋に頼まれてないのに
菊池寛書いてると思う