- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167923259
作品紹介・あらすじ
「なんと不器用で誤解の多い人生か…」清水ミチコ(文庫解説)
人生後半戦は明るくいく!
笑って元気をもらえるエッセイ
イライラすると異常にシコが踏みたくなる。
極度に落ち込みやすい。
ーー長年芸能界に身を置く著者は思った。
「私はいつか壊れるな。どうにかしなきゃ」。
そして50歳を目前にカナダ留学を決意!
でもその矢先、コロナ禍に突入、家&仕事なき子に⁉
落ち込んだ後は明るくいこう。
留学実現までの日々を綴った元気が出るエッセイ。
解説・清水ミチコ
感想・レビュー・書評
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孤独感や不安の表現
- 著者は独身で、周囲に理解者がいないことから、自己価値感を失っていると感じている。
- ネット上の批判が自分の心に負担をかけ、孤独感を強めている。
自分の価値を評価する基準
- 他者の評価に依存しているため、自己肯定感が低下している。
- 芸能業界での経験があるにもかかわらず、自分の進む道に不安を感じている。
挑戦と新しい試み
- 新たな挑戦として留学を考えているが、実現するかどうか不安を抱えている。
- 「広く浅く」生きることを選択し、多様な経験を積むことが重要であると考えている。
社会における女性の立場
- 女性としての役割や、社会での期待に対する葛藤が描写されている。
- 強く生きること、他者とのつながりを大切にすることが強調されている。
自己の変化と成長
- 年齢を重ねるごとに身体や心に変化があることを受け入れている。
- 更年期や身体の不調についての理解を深め、自己管理の重要性を認識し始めている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
50歳。
人生100年時代っていうなら節目ですよね。
いやこの先、60歳も70歳も節目ですけど。
子供たちもある程度手を離れた時、ふと気づく。
「あれ?私って何したかったんだっけ??私ってどんな人だったっけ??」と真剣に悩む。
状況は違えど、歳の近い光浦さん。最近テレビのトーク番組でお見かけした時、なんか以前より力が抜けてて楽しそうだった。その状況に至るまで色々苦悩はあったんだろうなあ、と思っていたところ本屋さんでバッチリこの本と出会う。ああ、やっぱり。なぜ分かる。潜在意識恐るべし...。
這い上がって?光に向かっていく主にコロナ時代のお話。思わず光浦さんを応援したくなるような本でした。
是非続きの本「ようやくカナダに..」も読ませていただきます! -
人に伝わりやすい文章でサクサク読めました。
自分にもこういう部分ある!など共感したり、お…おぅ…と言葉を失ったりと楽しかったです。 -
良かった。分かりやすい、さらっもした文章。
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繊細で真面目な光浦靖子さん。
否定的に物事を考えてしまうところとか、
電車での話とか。
(ぶつかってくるのは東京だけじゃなくて
関西でも同じですー!笑)
共感するところがたくさんあった。
そんな私も、友達少ない。笑
光浦さんは清水ミチコさんや
白鳥さん黒沢さんという
お友達がいるのが凄く羨ましい。
そして、無事にカナダへ留学も行けて
良かった〜。
のびのびと楽しく過ごされているようで。
やっぱり海外に行くと人生変われるのかなぁ。
いいなぁ。 -
最初に出版されたときよりも、自分の年齢が近づいてきているからか頭の中で考えていることにムズムズした。分かるような分からないような気持ち。でも、コロナ禍で予定の変更を余儀なくされて、それでも進んでいく姿は、変化が年々少なくなる自身の日々の中では励みになった。勝手にだけど応援していたい。
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星3.5
図書館で予約した「ようやくカナダに行きまして」の順番が遅々として進まない間に、この本が文庫化され、一番で予約しゲットする。
光浦さんって、誤っていることを正さないといられないようで、なんだか私に似ている。打たれ弱くって偏屈なところも。それで、ずいぶん損している。私も相方の大久保さんのように、間違いでもなんでも受け入れられるようになりたい。
でも、光浦さんって、友だちはたくさんいるし、めんどくさそうな人だけど、好かれているんじゃないかな?
そして、自分のことをこんなに観察して、頭のいい人だと思う。 -
2020年4月カナダ留学に向けて準備を進めていたときにコロナパンデミックがやって来て出発が延期(留学できたのは2021年7月)
カナダに出発するまでのバタバタの暮らしぶりなど光浦さんの口調を想像しながら さすが お笑い芸人さん!楽しく読みました
人生の後半で この行動力はスゴイ!
エッセイやテレビでは繊細で涙もろくて まっすぐで不器用な光浦さん
自分の性格を『ひねくれてる』と言っていますが…
勝手ながらワタシの印象は ねじれてるけど まっすぐでもあり あらゆる方向に順応性があるバネのような人だなと思いました
近くにいたら めんどくさそうやけど話を聞くのは楽しそうで次は何をするんだろうと気になる存在です
読書と手芸が趣味で料理が好きという共通点から気になる存在になりエッセイを読んだり『男子がもらって困るブローチ集』の手芸展に行ったり…って気になる存在どころか もう それはファンですやん… -
読みやすかった。この本を読んで光浦さんのファンになりました。
カナダに留学する前のエピソード。今までの光浦さんの人生。
なんかタダの一般人の私と一緒の部分もあり親近感がありました。方向音痴だったり、時間を間違えたり、体重が増えたり笑
50歳で色々人生チャレンジしていて、私もまだまだ前向きに頑張ろうと思えました。 -
あの光浦さんの声をイメージしながら読み進めたせいか、ネガティブなな内容もなんだかサラッとクスっとした読書感。
50歳、まだまだこれから‼︎ と不安になり過ぎず気合いを入れ過ぎずなのに、大きな一歩を踏み出している彼女に好感しかありません✨
著者プロフィール
光浦靖子の作品





