50歳になりまして (文春文庫)

  • 文藝春秋
3.73
  • (3)
  • (13)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 605
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167923259

作品紹介・あらすじ

「なんと不器用で誤解の多い人生か…」清水ミチコ(文庫解説)

人生後半戦は明るくいく!
笑って元気をもらえるエッセイ

イライラすると異常にシコが踏みたくなる。
極度に落ち込みやすい。
ーー長年芸能界に身を置く著者は思った。
「私はいつか壊れるな。どうにかしなきゃ」。
そして50歳を目前にカナダ留学を決意!
でもその矢先、コロナ禍に突入、家&仕事なき子に⁉

落ち込んだ後は明るくいこう。
留学実現までの日々を綴った元気が出るエッセイ。

解説・清水ミチコ

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 50歳。
    人生100年時代っていうなら節目ですよね。
    いやこの先、60歳も70歳も節目ですけど。

    子供たちもある程度手を離れた時、ふと気づく。
    「あれ?私って何したかったんだっけ??私ってどんな人だったっけ??」と真剣に悩む。

    状況は違えど、歳の近い光浦さん。最近テレビのトーク番組でお見かけした時、なんか以前より力が抜けてて楽しそうだった。その状況に至るまで色々苦悩はあったんだろうなあ、と思っていたところ本屋さんでバッチリこの本と出会う。ああ、やっぱり。なぜ分かる。潜在意識恐るべし...。

    這い上がって?光に向かっていく主にコロナ時代のお話。思わず光浦さんを応援したくなるような本でした。
    是非続きの本「ようやくカナダに..」も読ませていただきます!

  • 世代が近い光浦さんのエッセイ、今回初読み。世代あるあるがわかりすぎて、ものすごく共感し一気読み。メンタル的に落ち気味のときに手に取ったこともあり、トホホでもネガティブでもいいじゃないかと思えるように。光浦さんが作ったという格言「腹に力を」いいですね。
    カバーイラストの可愛さが気に入ったのは勿論のこと、一般的な文庫のツルピカした感じではないマットな手触りの紙質のカバーもよかった。電子書籍もいいけど、こういうところ、紙の本を買う喜び。

  • 星3.5

    図書館で予約した「ようやくカナダに行きまして」の順番が遅々として進まない間に、この本が文庫化され、一番で予約しゲットする。
    光浦さんって、誤っていることを正さないといられないようで、なんだか私に似ている。打たれ弱くって偏屈なところも。それで、ずいぶん損している。私も相方の大久保さんのように、間違いでもなんでも受け入れられるようになりたい。
    でも、光浦さんって、友だちはたくさんいるし、めんどくさそうな人だけど、好かれているんじゃないかな?
    そして、自分のことをこんなに観察して、頭のいい人だと思う。

  • 2020年4月カナダ留学に向けて準備を進めていたときにコロナパンデミックがやって来て出発が延期(留学できたのは2021年7月)
    カナダに出発するまでのバタバタの暮らしぶりなど光浦さんの口調を想像しながら さすが お笑い芸人さん!楽しく読みました

    人生の後半で この行動力はスゴイ!

    エッセイやテレビでは繊細で涙もろくて まっすぐで不器用な光浦さん
    自分の性格を『ひねくれてる』と言っていますが…
    勝手ながらワタシの印象は ねじれてるけど まっすぐでもあり あらゆる方向に順応性があるバネのような人だなと思いました
    近くにいたら めんどくさそうやけど話を聞くのは楽しそうで次は何をするんだろうと気になる存在です

    読書と手芸が趣味で料理が好きという共通点から気になる存在になりエッセイを読んだり『男子がもらって困るブローチ集』の手芸展に行ったり…って気になる存在どころか もう それはファンですやん…

  • 読みやすかった。この本を読んで光浦さんのファンになりました。
    カナダに留学する前のエピソード。今までの光浦さんの人生。
    なんかタダの一般人の私と一緒の部分もあり親近感がありました。方向音痴だったり、時間を間違えたり、体重が増えたり笑
    50歳で色々人生チャレンジしていて、私もまだまだ前向きに頑張ろうと思えました。

  • 繊細で真面目な光浦靖子さん。

    否定的に物事を考えてしまうところとか、
    電車での話とか。
    (ぶつかってくるのは東京だけじゃなくて
    関西でも同じですー!笑)

    共感するところがたくさんあった。
     
    そんな私も、友達少ない。笑

    光浦さんは清水ミチコさんや
    白鳥さん黒沢さんという
    お友達がいるのが凄く羨ましい。

    そして、無事にカナダへ留学も行けて
    良かった〜。
    のびのびと楽しく過ごされているようで。
    やっぱり海外に行くと人生変われるのかなぁ。
    いいなぁ。

  • あの光浦さんの声をイメージしながら読み進めたせいか、ネガティブなな内容もなんだかサラッとクスっとした読書感。
    50歳、まだまだこれから‼︎ と不安になり過ぎず気合いを入れ過ぎずなのに、大きな一歩を踏み出している彼女に好感しかありません✨

  • 【クスッと笑えて、「あなたもですか」と元気をもらえます!】40代独身、仕事がゆる〜りと減る日々の中でカナダへの留学を決意! 更年期、老後…人生後半戦を笑って過ごしたい大人気エッセイ。

  • 人に伝わりやすい文章でサクサク読めました。
    自分にもこういう部分ある!など共感したり、お…おぅ…と言葉を失ったりと楽しかったです。

  • 良かった。分かりやすい、さらっもした文章。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

タレント。1971年生まれ、愛知県田原市出身。東京外国語大学在学中の1992年に、幼なじみの大久保佳代子と「オアシズ」を結成。1993年にフジテレビの深夜番組『とぶくすり』にナインティナイン、よゐこ、極楽とんぼとピンでレギュラー出演。それが1995年に『めちゃ2 モテたいッ!』、1996年に『めちゃ2 イケてるッ!』になってゴールデンタイムに進出する。2003年、雑誌「TV Bros.」で悩み相談『脈あり?脈なし?傷なめクラブ』を連載開始。読者から送られてくるどんな悩みに対しても、親身になって17年以上答え続けている。当連載はこれまでに『傷なめクラブ』『お前より私のほうが繊細だぞ!』の2冊が刊行されており、この本で3冊目となる。趣味は手芸。


「2020年 『傷なめクロニクル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

光浦靖子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×