サラリーマン球団社長 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2025年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167923358

作品紹介・あらすじ

野球と無縁の人生を歩んできた2人のサラリーマンが、どん底、赤貧に喘ぐ球団の建て直しに身を投じる、渾身の企業ノンフィクション。


「僕は“この人”一言でカープ復帰を決断した」 黒田博樹(元広島カープ投手)

「星野(仙一)さんと“この人”がいたから、タイガースは優勝できた」 金本知憲(阪神タイガース元監督)


旅行会社の営業から阪神タイガースへ。メーカーの経理から広島カープへ。傍流の者たちが低迷、赤貧に喘ぐ球団の再建に身を投じ、どん底の組織をひっくり返す。野球は素人でありながらも、情熱をを頼りに理想球団の夢を追い求める苦闘の日々。
サラリーマン人生を賭けた異端者の献身を、同志だった元巨人球団代表が描く実話。

みんなの感想まとめ

野球と無縁のサラリーマンが、低迷する球団の再建に挑む姿を描いた実話は、情熱と献身の物語です。広島カープと阪神タイガースの球団社長として、サラリーマンたちが直面する厳しい現実や、選手やファンとの絆が丁寧...

感想・レビュー・書評

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  • 野球ファン(カープ)だしこういう本には無条件で惹かれる。

    カープの鈴木清明球団本部長は野球の素人だけど選手に寄り添いカープファンのことを一番に考えてくれるサラリーマンだ。
    球団経営は想像をはるかに超えたしんどさがあるんだな。
    お金がない、ないから選手を育てるしかない、育てたらお金がある巨人に獲られる、の繰り返し。
    刈り取られたハゲ山みたいだけど
    そこに日の光が当たりまた選手が育つ、その繰り返しだ。

    それでもカープから目が離せない❢

    • TOMさん
      へぇ〜
      そんな要望書が出ているんですね。まあ選手個人の問題ですから、どう他の球団が今の自分を評価してくれるかは気になるのはわかります。
      でも...
      へぇ〜
      そんな要望書が出ているんですね。まあ選手個人の問題ですから、どう他の球団が今の自分を評価してくれるかは気になるのはわかります。
      でもファンからしたら何だかなぁって感じですよね。
      2025/03/02
    • きたごやたろうさん
      「いいね」をありがとうございます。

      オイラも野球、大好き!
      今シーズンもまもなく開幕ですね!
      「いいね」をありがとうございます。

      オイラも野球、大好き!
      今シーズンもまもなく開幕ですね!
      2025/03/14
    • ゆきみだいふくさん
      きたごやたろうさん♪

      はい(⁠^⁠^⁠)野球楽しみです♪
      きたごやたろうさん♪

      はい(⁠^⁠^⁠)野球楽しみです♪
      2025/03/14
  • 阪神タイガースと広島カープのサラリーマン球団社長の実話。

    私はベイスターズファンですが、いちプロ野球ファンとして大変興味深く読ませていただきました。

    結局はマネーゲームなのかな、いやいや本書にもあるようにサラリーマンやファンの力で球団を動かすのだ!

    だからプロ野球はおもしろい!

  • 育成のカープ!熱狂的な阪神!
    んで、金満巨人嫌いってことでヨロ
    なんか過去の栄光を美談化したような、、、

  • 前から読みたかった本。
    カープ、タイガースの低迷期。懐かしいな…

  • 2000年代に球団社長を務めた阪神タイガース野崎氏、広島カープ鈴木氏が、監督の交代や選手の移籍、球団再編の局面でいかに対応したのかを追うノンフィクション。
    野崎氏と鈴木氏の夫々のエピソードを並行して取り上げていますが、私は圧倒的に野崎氏の部分が面白かったです。
    野崎氏が阪神電鉄関係会社から阪神タイガースに出向となったのは藤田監督の退任の時期。その頃の阪神はまさに万年Bクラスの暗黒時代。それはスカウトや編成などが旧態依然としたやり方で全く機能していなかったからでした。
    阪神タイガースのオーナー久万氏、在版スポーツ紙のマスコミ、そして発言力の大きな阪神タイガースOBなど、球団の運営方法をめぐる魑魅魍魎とのやりとりが、非常にリアルに描かれています。こんなことをしていたから、強くなれなかったのか、と改めて実感。
    意外だったのは、スカウト情報をパソコンでデータ化し、球団フロントで共有するシステムを、日本球界で最初に導入したのは野崎氏が球団代表だった2001年の阪神タイガースだった事です。野崎氏とシステムを提案した担当者吉村氏が改革を進めるのですが、スカウトからは拒否反応を示され、結局システムを運用するには至りませんでした。ちょうど星野監督の時代です。もしも、この時にシステムを定着させることができていたら、2005年のリーグ優勝から再び暗黒時代に戻ることはなかったかもしれません。吉村氏は後に日本ハムに移籍し、阪神タイガースでやろうとしたスカウトのシステム化を実現し、ヒルマン監督時代の日本ハムを支えることになります。
    2004年の球団再編の局面では、巨人の動向を気にかけ、渡辺恒雄氏の顔色をうかがう阪神の久万オーナーに、野崎氏は振り回されることになります。しかし野崎氏は、阪神タイガースだけではなく、球界全体の発展を目標に、1リーグ制を支持していた巨人=渡辺氏に毅然と反旗を振りかざしたのでした。阪神タイガースの球団運営を近代化、正常化した野崎氏ですが、その成果を評価されるよりは、どちらかというと旧主派、保守派からは疎んじられる結果を招きました。それでも筋を通すところが、読んでいて痛快ではあります。
    広島カープの鈴木氏については、黒田投手のドジャーズ移籍や、のちのカープ復帰、緒方選手の引退をめぐるやりとりなど、こちらも当事者の口から語られる興味深いエピソード満載です。

  • プロ野球に携わる裏側の運営企業、そこで働く組織人の人間模様が面白い!よりプロ野球を楽しめるようになる一冊!

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

  • 【サラリーマンの頑固な情熱が、変革を起こす】野球と無縁の人生を歩んできた2人のサラリーマンが、どん底、赤貧に喘ぐ球団の建て直しに身を投じる、渾身の企業ノンフィクション。

  •  阪神ファンの自分はかなり面白く読めたノンフィクションだった。

  •  広島カープと阪神タイガースの球団社長の反省を描いています。球団社長としてだけでなく、生まれやそれまでの経歴についても描いており、想像以上の生き方、「サラリーマン」生活をしています。その方の人生や生き方は簡単にはわからない、想像できないため、人のことを安易に貶すようなことはしないようにしようと改めて思いました。

    以下、気になった点を一部抜粋します。
    P.306
    「連敗の際に、何度もリーダーの不在を感じたという。リーダーは(中略)「自然と周りに認めさせるもの」というのが野村の考え方だった。」
    監督・コーチだけでなく、選手間のリーダーが必要なんだろうなと感じた。また、会社員としても管理職、取締役だけでなく、若手・中堅のなかでリーダーと言われるような役回りの人が必要ではないかと感じ、自分も自分のことだけ考えていれば良い立場になってくるよな感じました。

    P.307(他の場所でも触れていると思うが、思い出せない)
    <耐雪梅花麗>(ゆきたえてばいかうるわし)
    厳しい冬を乗り越えた梅の花ほど、美しい花を咲かせるという漢詩の一節です。これは、苦難を乗り越えて成長し、素晴らしい成果を上げるという、努力の価値を強調する言葉です。

  • 巨人球団代表を務めた著者(元 読売新聞)が巨人ではなく、阪神の野崎球団社長(元 阪神電鉄)と広島カープの鈴木球団本部長(元 東洋工業=マツダ)の「サラリーマン球団社長」を描いた作品。
    「第十二章|ボロボロになる前に」、「第十三章|枯れたリーダー」、最後の「第十四章|耐雪梅花麗」は涙なくして読めなかった。

  • サラリーマン球団社長と言う、かなり地味な存在に焦点を当てた本。阪神の野崎氏と広島の鈴木氏、2名のエピソードが交代で出てくるのだが、どちらかに絞った方がいい気もする。

  • とくに野球好きでもない会社員が成り行きで球団の運営に携わることに。素人いびりはあっただろうによくここまで続けられたなぁと感服。
    著者も野球関係者のようで、主に主役の2人の一人称で展開される中、たまに著者の一人称が入るので読みづらかった。

  • プロ野球の舞台裏が垣間見え面白かった。

  • 読了 20250605

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著者プロフィール

きよたけ・ひでとし/元読売新聞編集委員。2004年より巨人軍球団代表を務め、2011年に解任。現在はノンフィクション作家として活動する。2014年『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社文庫)で第36回講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『トッカイ 不良債権特別回収部』(講談社文庫)、『サラリーマン球団社長』『後列のひと 無名人の戦後史』(ともに文藝春秋)など。


「2023年 『どんがら トヨタエンジニアの反骨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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