スタッフロール (文春文庫)

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本棚登録 : 419
感想 : 3
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  • 本 ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167923402

作品紹介・あらすじ

『戦場のコックたち』『ベルリンは晴れているか』著者が放つ、
才能や評価で悩んだことのある、すべての人へ贈る物語
圧巻のエンターテインメント長篇!


【あらすじ】
1980年代のハリウッド、圧倒的に男性優位な映画界で
もがき奮闘する特殊造形師のマチルダ。
現代ロンドンで、ある出来事をきっかけに
自分の才能を見失い葛藤する
CGクリエイターのヴィヴ。
映画の特殊効果に魅せられた二人の人生が
一本の映画を通じて繋がり合う。
創作者の情熱と苦悩を、リアルかつ力強く描いた直木賞候補作。

文庫化にあたり、2024年にアカデミー賞〈視覚効果賞〉を受賞した
『ゴジラ-1.0』などについて熱く語った「文庫版あとがき」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 映画に夢を見た女性たちの物語。ところどころ、本当の話、特にスターウォーズまわりの話がたくさんあって、良かった。
    解説を著者自身が書いていて、ゴジラ-1.0のことについていっぱい書かれていたのも良かった。

  • 図書館で借りた本
    感動しました
    特殊造形師のマチルダとCGクリエイターのヴィヴ、活動の場も年代も違う二人がどう繋がっていくのかを、わくわくしながら読んでいきました
    映画愛が詰まった作品

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著者プロフィール

深緑野分(ふかみどり・のわき)
1983年神奈川県生まれ。2010年、「オーブランの少女」が第7回ミステリーズ!新人賞佳作に入選。13年、入選作を表題作とした短編集でデビュー。15年刊行の長編『戦場のコックたち』で第154回直木賞候補、16年本屋大賞ノミネート、第18回大藪春彦賞候補。18年刊行の『ベルリンは晴れているか』で第9回Twitter文学賞国内編第1位、19年本屋大賞ノミネート、第160回直木賞候補、第21回大藪春彦賞候補。19年刊行の『この本を盗む者は』で、21年本屋大賞ノミネート、「キノベス!2021」第3位となった。その他の著書に『分かれ道ノストラダムス』『カミサマはそういない』がある。

「2022年 『ベルリンは晴れているか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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