耳袋秘帖 南町奉行と鴉猫に梟姫 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2025年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167923525

みんなの感想まとめ

江戸の町で繰り広げられる軽快なミステリーが魅力の作品で、今回は鳥にまつわる事件が中心となっています。根岸奉行とその部下たちが、さまざまな事件を解決する様子が描かれ、特に凶四郎と源次のコンビや、しめさん...

感想・レビュー・書評

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  • 耳袋秘帖シリーズ「南町奉行」編・第十二弾。

    ・・てか、表紙怖いって!
    ということで(?)、今回は何故か鳥の姿を見かけなくなった江戸の町で起こる“鳥がらみ”(ムササビとか鳥じゃないのもありますけど)の数々の事件から、とある大名家の背後で図られた“計画”の謎に至るまで、根岸奉行とその配下たちが事件解決に挑みます。

    前巻でめでたくよし乃さんと所帯を持った凶四郎さんは、夜に“ちゃんと眠く”なったりと精神が安定したようで何よりですね。
    ただ、これで昼勤になるわけではなく、今後も江戸の治安の為に夜回りを続ける模様でございます。

    そんな凶四郎&源次コンビと、しめさん&雨傘屋コンビ、そしてちょっと出番少なかったけど椀田&宮尾コンビが今回も安定の活躍で根岸奉行をサポート。
    特にしめさんは、拉致られてしまったりと思わぬ大ピンチに陥りましたが、“チーム根岸”が救出できない訳ないでしょ!と思いながら読んでいるので、(少しハラハラしたものの)まぁ安心の展開ってことですな。

    それにしても毎回思うのですが、根岸奉行のパーフェクトヒューマンっぷりにはホント感服しちゃいますね。
    “チーム根岸”は勿論、根岸様の御屋敷で働いている女中さん達も働きやすそうですし、仲も良さそう・・私も根岸様の元で働きたくなった次第です。

    ということで、この度もサクッとストレスフリーに楽しませて頂きました。

    このところ、多忙からの心身疲弊でなかなか読書ができなかったのですが、そんな時本書のようなライトなシリーズ物はリハビリ(?)にピッタリでありがたいですね~。

  • 2025年4月文春文庫刊。書き下ろし。耳袋秘帖南町奉行シリーズ12作目。猫になったり,カラスになったり、ウグイスと呼ばれる男、ニワトリの祟り、赤いムササビ、フクロウの野心、帰って来た小鳥たち、の7つの章で構成。鳥づくしの謎が続き、根岸の鋭い指摘といつものメンバーの活躍で、なんとかなっちゃうけど、今回はやや単純であっさりめかな。

  • ミャーミャーと鳴くカラスと顔がひと回りするフクロウ姫が現れると噂の大名屋敷。意外な事件に絡んでくるのだけれど

    このシリーズはこれまでの登場人物たちがほぼ全員登場するシリーズ。嬉しい、でもそのせいか事件の方はさらりと終わってしまって、物足りないのが悲しい。やっと夫婦になった土久呂とよし乃の様子にはほっこり

  • シリーズが長く続く中なんとなくタイトルで色分けされているけれど、このタイトルは何色目になるだろうか。

    今回も安定の内容。

    単発で完結しているように見える。

    しめさんと雨傘屋が中心のエピソードが続いているから、そろそろ宮尾あたりの活躍も見たいな、と思ったり。

  • 江戸の町に鳥や小動物の微かな異常から上田藩の
    問題に結びつける、根岸奉行のアンテナはスゴイ

  • 下々の企みが上手く行くことはないよなぁ

  • 【鳥の姿無き江戸の町を飛ぶ不気味な鴉の正体】ある大名屋敷に、猫に姿を変える鴉が現れるという噂が。夜回り同心・土久呂は屋敷の怪事に気づき…南町奉行・根岸肥前守が謎を解く。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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