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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167923532
作品紹介・あらすじ
奇妙な依頼の数々に、彼らはついつい「推理」をしてしまう……。
殺し屋が日常の謎を解く異色のミステリー短編集。
人気シリーズ第4弾!!
人知れず副業で殺し屋稼業を営む富澤允と鴻池知栄。二人のもとに届く殺害依頼はいつも謎めいている。
畑に人形を埋め続けるターゲット、死体に椿の花を添えて欲しいというオプション、“夏休み”期間限定の殺害──。
感想・レビュー・書評
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殺し屋シリーズ第4弾
作者とタイトルから
面白そうと思ったけど、
シリーズものだったので
最初からよんで、ようやく本書に。
今回も最後の章で、
案件のニアミスがありましたが、
仕事自体はそれぞれ淡々と。
仕事後の考察が同じ結論で
思考が似過ぎていて笑うしかない
鴻池さんは報酬をもらえたのかな?
ネット通販だから先払いなのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
副業は殺し屋の
彼は富澤允 彼女は鴻池知栄
事件は5件いや6件か?
どちらかが受けたのは3件
2人が受けたのは1件じゃなくて2件か……
もう1件は誰の仕事でしょうか? -
タイトルから想像していた以上に、お話にバリエーションがあってすごく面白かった!殺し屋視点の話と、それ以外の人の視点も混じっていて飽きないし、殺し屋が依頼の裏にある事情を推理する構成が新鮮。特に「残された者たち」が最後まで真相が分からなくて意外性のあるラストに楽しめた。
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2025.04.19
軽快で訓みやすいけど、人間のドロドロを扱っていて怖さもあるというシリーズの最新作。
殺し屋が殺意の背景を想像するくだりが毎回楽しい。文庫書き下ろし -
富澤允と鴻池知栄の殺し屋物語の短編集。
それぞれのグループ(?)の依頼案件が交互に置かれているが、最後の「夏休み中に」というオプションが付いた案件には、接触はないものの両者が関わっており、任務完了後に経緯を推理する場面まで描かれているのが他とは違う。
倫理的にはものすごく良くないにも関わらず、彼らに肩入れしたくさえなるのはどうかと思うが、それを脇において楽しんだ。 -
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夏休みの殺し屋という本(ミステリー雑貨の本)で少し怖い場面もあるしくすっと笑う要素も盛りだくさんなこの夏休みの殺し屋の本はおすすめで星4をつけてしまいました。みなさんも読んでみてください。あと(ゆう)にも追加コメントお願いします。\(^o^)/
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夏休みの殺し屋/石持浅海
シリーズ第4弾
大好きな殺し屋探偵シリーズの最新刊!
依頼を安全に遂行するためと言いつつ、ついつい「推理」をする殺し屋。殺し屋の立場、そして任務は遂行されるので普通のミステリーみたいな明確な答え合わせはない。謎解きが主ではなく依頼遂行が仕事だからね。
無慈悲だし完璧な仕事運びだから倫理観を一旦横に置ける人におすすめ!石持浅海さんらしいブラックさが好きです! -
【殺し屋しながら推理します…シリーズ第4弾】副業で殺し屋を営む富澤のもとに、変わった依頼が同時に二人から舞い込む。とにかく“夏休み中”に対象を殺してほしいと...。
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おおー相変わらず面白い。
特に表題作がよくできていて、その見事な着地に拍手を贈りたいくらい。
殺し屋である富澤と鴻池のキャラも良い。
ドライで有能なんて最高じゃないか。
殺し屋を主人公に据えてるくせに、物語の9割を推理パートに、残り1割を殺害パートに充てるという狂った構成ホント好き。
この人の作風というかロジックは、何年経っても飽きないな。
次回作も楽しみにしてます。 -
ロジックをもてあそぶみたいな2組の殺し屋さんたち。
性別も、殺しを請け負うシステムも違う2組なのにw
シリーズも回を重ねて来て、いろんなパターンが出て来てうならされる。
いいねぇ、同じパターンが続くのもいい意味のマンネリで安定感があって好きなのだけど、今回みたいに新鮮なパターンがあるのも好き。
今後がどうなっていくのか、2組が共闘したり、あるいは敵対することがあるのか、興味津々。 -
シリーズなので安心して読める
その一方で少しだけ淡々
別の作品を読みたいかも -
人知れず副業で殺し屋家業を営む富澤と鴻池。2人の
もとに届く殺害依頼はいつも謎めいている。奇妙な
依頼の数々に、彼らはついつい「推理」してしまい…。
殺し屋が日常の謎を解く異色の書き下ろしミステリー
短編集。 -
副業として殺し屋をしている男女が主役のシリーズ。変わった依頼が来るとその理由を考えずにはいられない。ストーリーは首尾よく完了した後で謎が披露される。殺し屋の悲壮さは無く淡白であるが謎はロジカルに語られる。さらっとした読了感。
著者プロフィール
石持浅海の作品
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