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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784168104039
感想・レビュー・書評
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1986年12月10日(初版)¥480 所蔵本
FGOのLb7章プレイ。今年6月から、トーハクで古代メキシコ展があるので読み返してます。当時購入はインカ メイン。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新書文庫
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(2015.10.15読了)(2015.07.06購入)
副題「インカ・アステカ・マヤ」
この本は、下記の本を再編集したものとのことです。
NHK文化シリーズ・歴史と文明「埋もれた古代都市(第2巻)アンデスの黄金郷」森本哲郎 (編集)、集英社、1978/11
中南米のインディオ文明の代表、インカ・アステカ・マヤについて対談形式で述べている本です。聞き役は、森本哲郎さん、インカとアステカについての語り手は、増田義郎さん、マヤの語り手は、植田覚さんです。
増田義郎さんは、インカやアステカについての著作が多数あるので、読んだこともあるのですが、植田覚さんは初めてです。マヤ文字・アステカ文字について著作があるようです。
森本哲郎さんが聞き手になることによって、単著では、気が付かないような事項がいくつかあり参考になりました。
ビジュアル版となっていますので、多数の写真が掲載されていて、分かり易くなっています。
【目次】
まえがき 森本哲郎
インカの悲劇 増田義郎・森本哲郎
対談のはじめに インカは一日にして成らず
第1章 殺害された文明
第2章 太陽の帝国
第3章 偉大なる総合力
アステカ王国の興亡 増田義郎・森本哲郎
対談のはじめに 運命の「一の葦の年」
第1章 スペイン軍現わる
第2章 古代メキシコ文明の開花
第3章 呪われた王国
マヤ文化の不思議 植田覚・森本哲郎
対談のはじめに 「歴の民」の予言
第1章 ユカタンでの出来事
第2章 解読された絵文字
第3章 トウモロコシの文明
第4章 驚くべき神殿都市
●ジャガイモ(50頁)
高原のインカの主食はトウモロコシではなくて、ジャガイモだったんですね。ジャガイモはむしろ寒いところにできる。ですから、クスコ地方とかティティカカ湖地方ではジャガイモがたくさん作られていたんです。
●参勤交代(53頁)
大名が江戸屋敷というものを持っていたのと同じように、クスコには全国の首長の「クスコ屋敷」とも呼べるようなものがあって、首長たちは一定期間、ここに住まなければいけない。しかも自分が国もとに帰るときには、人質を置いていくんです。
●税金(55頁)
インカの税には物納がなくて、全部労役、つまり労働で支払うんです。
●太陽の処女(60頁)
彼女たちは織物とか、軍隊のための着物や履物を作り、またチチャ酒を作りました。チチャは軍隊活動で兵士の士気を鼓舞するために必要欠くべからざるものなんですね。
●インカ文明(86頁)
すばらしい石造建築を持ちながら、そして、あんなに巨大な帝国をつくりあげたのに貨幣というものが全くないし、また文字を知っていた形跡がない。車もない。鉄もない。ところが一方では金細工があり、王道がある。医学面では脳外科まで行われた痕跡があったり、ミイラの保存技術からみて、当然薬学的な知識も十分あったと推定されるわけです
●アステカの暦法(158頁)
アステカの暦法は太陽暦で、一年が十八か月、一月が二十日、それに「何もない日」と呼ぶ五日加えるという形だったようです。それが長い暦で、一年は三百六十五日。今われわれの使っている暦の概念とほとんど同じです。アステカには、このほかにもう一つ短い暦があって、それは十三の数に二十の日を組み合わせた二百六十日を一周期とする暦ですね。
●麻薬とタバコ(170頁)
麻薬を最初に発見したのは、インディオなんでしょう。
タバコもそうですね。
☆関連図書(既読)
「驚異の世界史 オリエントの幻」森本哲郎編著、文春文庫、1989.02.10
メソポタミア、エジプト、ヒッタイト
「驚異の世界史 失われた楼蘭」森本哲郎編著、文春文庫、1991.10.10
古代中国・西域への旅
☆増田義郎さんの本(既読)
「古代アステカ王国」増田義郎著、中公新書、1963.01.18
「太陽の帝国インカ」増田義郎著、角川新書、1964.06.20
「純粋文化の条件」増田義郎著、講談社現代新書、1967.07.16
「メキシコ革命」増田義郎著、中公新書、1968.06.25
「新世界のユートピア」増田義郎著、研究社、1971.09.30
「インカ帝国探検記」増田義郎著、中公文庫、1975.09.10
「世界の歴史07 インディオ文明の興亡」増田義郎著、講談社、1977.05.20
(2015年10月17日・記)
(「BOOK」データベースより)amazon
いまや、「インディオ文明」はかなり正確に復元されるようになった。本文庫ではその代表ともいうべき三つの文明の姿をできるだけくわしく紹介しようと試みた。三つの文明とは、アンデス山脈一帯にわたって大帝国を築いたインカ、中部アメリカのメキシコに繁栄を誇ったアステカ、そしてグアテマラ、ホンデュラスからユカタン半島にかけて高度の文化を創り出したマヤである。
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