シネマ・コミック2 天空の城ラピュタ (文春ジブリ文庫 2-2 シネマ・コミック 2)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784168121012

作品紹介・あらすじ

全セリフ・全シーン完全収録! コミック愛蔵版映画フィルムを贅沢に使用したオリジナル編集により映画の躍動感を完全再現。名作を全1巻で楽しむことができるファン待望の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • スタジオジブリの初制作作品(監督・原作・脚本/宮崎駿)で、1986年に公開した同名のアニメ映画の全シーン・全セリフを載せた、文庫版のコミック。2013年に、文春ジブリ文庫/シネマ・コミックの第2弾として刊行された。
    物語は、青い「飛行石」のペンダントを持つ、ラピュタ王族の末裔の少女シータと、鉱山で働く少年パズーが、最初は「飛行石」を狙っていた空中海賊ドーラ一家とともに、ラピュタ王族の末裔で特務機関を指揮するムスカ大佐の、ラピュタの力を手に入れて世界を支配しようとする野望を打ち砕く姿を描いたものである。
    設定は、19世紀後半、産業革命期のヨーロッパを元にした架空世界で、「ラピュタ」という名称は、スウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する、空を飛ぶ島にある王国「ラピュタ」から取られているが、ストーリーの関連はない。
    空を飛ぶ世界を舞台に、不思議な力を持つ少女と、少女を助ける少年の冒険を描いた、ジブリらしい作品である。

  • 【全セリフ・全シーン完全収録! コミック愛蔵版】映画フィルムを贅沢に使用したオリジナル編集により映画の躍動感を完全再現。名作を全1巻で楽しむことができるファン待望の決定版。

  •  これまた、私ごときがレビューするまでもない、「天空の城ラピュタ」です。
    文春ジブリ文庫から、全セリフを網羅した文庫版のコミックです。

     ラピュタ自体を観たのは、ずいぶん昔。 初めて見た当時、虫のように羽ばたいて飛ぶ飛行機の発想に、ずいぶん驚いたのを覚えています。
    子供が生まれてから、DVDを購入しました。

     このコミックで再読すると、台詞が見えるので、新たな気付きがあります。
    そしてトトロに続き、コレも子供の本棚へ。

     少し前に、スイフトの原作「ガリバー旅行記」(和訳版)を読み、その中に「ラピュタ」が出て来ることを知りました。(キンドルで無料です。)
     スイフトが描いた「ラピュタ」と、宮崎さんの「ラピュタ」は全くの別物。やっぱり、宮崎駿って凄いなぁ。と再度、感嘆しました。

    竹取物語をジブリでやるそうですね。駿さんじゃ無いのかな?
    日本の名作まで、ジブリでやったら他の人の出番が無い・・・とは余計な心配ですね。

  • ジブリ作品の中でラピュタ1番好きかも!っていうくらいには好き。
    アニメーションは、声や音楽、動きがあって映像が綺麗で良いけれど、本にしてみても、アニメの音が頭で再生されてきて良い!

  • 【ロボット兵】ロボット兵と王女の絡みのシーンすべて好きだ…

  • 炭鉱の町で暮らす少年パズーはある日空から降りてきた少女シータを助ける。謎の鉱石“飛行石”を持つシータを狙う国防軍や海賊たち。数々の試練を乗り越え、伝説の空中都市ラピュタを目指す大冒険が今始まる―。スタジオジブリ設立後、記念すべき第1作となった名作アニメーションが、完全新編集の文庫コミックで鮮やかに甦る。

  • <閲覧スタッフより>
    「天空の城ラピュタ」といえば「バルス!」ですが、キーアイテムとして重要な役割を果たす「飛行石」も印象に残りますよね。ラピスラズリのような青?サファイアのような青?もしも実在していたらどんな石なんでしょう?今度見る時は「飛行石」にもご注目ください。
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    所在記号:文庫||778.7||シネ
    資料番号:10221133
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  • 去年かそれくらいに購入した本。
    良いよね、ラピュタ(^^♪

  • 高校時代にみたときには、それほど面白いとおもわなかったのに、今、見るとメチャクチャ面白かったです。
    これも、頭が悪くなってきた証拠なのかもと思ったりもします。

    いやいや、単純に面白いものが増えるのはいいことです。
    もしかすると、昔面白かったものに、だんだん心を動かせなくなっていることもあるかもしれないけれど。

    これが、成長か?

    まぁ、映画の方の話ね。

    このコミック文庫は……ブルーレイがあればいらないかもしれない。
    まぁ、ディスクより確認しやすいというのはあるけど、動かないこの人達の映画に意味があるのかというとあんまりないかもしれない。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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