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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784168121050
作品紹介・あらすじ
私はワタシと旅にでる。――名作映画をコミックで
27歳のタエ子は小学5年生の頃の思い出とともに山形へ旅に出る――高畑勲監督によるリアリズム追求が光る名作を1冊のコミックに。
みんなの感想まとめ
思い出を辿る旅が描かれた作品は、主人公タエ子が小学5年生の頃の記憶を振り返りながら、今の自分を見つめ直す物語です。大人になったタエ子が当時の出来事や人々との関わりを通じて、過去が自身の人生に与えた影響...
感想・レビュー・書評
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5年生の思い出を辿ったら、秀逸のジブリ作品と思う。DVDも持ってて時々見ている、わたしが大好きなこだわりの作品。コミック版もいいものだ.
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主人公・タエ子の小学5年生時代の回想を軸とし、大人になったタエ子が当時を振り返って何を感じるのかを読者と一緒に見ていく物語。思い出っていいよな。青春と呼ぶには回想が小学生時代なのは若すぎる気がするけど、当時好きだった事や、影響を受けた人物や、周りの出来事が今の自分を作っている、だからこそ振り返りって大事。人間は今を生きることしかできないけど、今をどう生きて未来をどう変えていくかは過去にヒントがあるのだと思う。
タエ子とトシオの車の中での会話がささる。仕事が生きがいかという質問に、イヤじゃないけど生きがいではないと答えるタエ子。それに対しトシオは、この前まで勤めていた会社を辞めて農家をする事に生きがいを感じており、勢いが必要だと説く。
全体を通して、ストーリーは特に大きな展開は何もなく、ただタエ子が小学生時代の自分を回想しながら今を生きていくというだけにすぎないので、読み終わって「これで終わり?」感がすごかった。アニメ映画で観たらまた印象は違うのかもしれないが。この作品は何を伝えたかったのだろう。
田舎での農作業、旅行が好きな事、自然が好きな事、今の仕事にやりがいを感じていない事、自分探しや自己分析をして今後の人生を考える事、30歳になるという節目。そういったものが自分の境遇と似ていることもあり親近感のある作品として惹かれたのかもしれない。世代が同じであれば懐かしいと思いながら読めたのであろう。自分が生まれる全然前の時代設定で流行りなどは知らないものばかりであった。 -
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岡島タエ子27才、私はワタシと旅に出る。
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【私はワタシと旅にでる。――名作映画をコミックで】27歳のタエ子は小学5年生の頃の思い出とともに山形へ旅に出る――高畑勲監督によるリアリズム追求が光る名作を1冊のコミックに。
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おもひでぽろぽろのシネマコミック。
監督が宮崎駿さんじゃなく高畑勲さんということで、
ジブリの中でもかなり雰囲気の違う作品だと思う。
時代の流れやいつになっても変わらぬ大局を踏襲しているし、なによりジブリならではの作品から漂う懐かしさがもっともにじみ出ている作品だと感じていたので、
読んでみて映画のその感じが思い起こされてよかった。
現在の話と5年生の頃の話、台詞と心の声や語りの声を
コマ割りの枠線や台詞の枠線でわかりやすく示されていて映画のときの進行の仕方が感じられた。
読んで、また映画が見たくなって見ると、
思い出との対話という部分が描かれているすばらしい作品だと改めて気付かされた。
「なんで5年生のわたしをつれてきてしまったんだろう。」と自分に投げかけながらも思い返し、対話をすすめ、
整理したり、誰かと共有することでまた新たな思い出を生み、思い出は生きる自分を作り出していくという構造を示していてその過程がすごくよく描かれていると思う。
そして最後にその「5年生のわたしたち」につれられて田舎に向かっていくというシーンが素敵でとても心に残った。
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