シネマ・コミック9 耳をすませば (文春ジブリ文庫)

  • 文藝春秋 (2015年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784168121081

作品紹介・あらすじ

ジブリ青春アニメの金字塔が登場!

読書好きの中学三年生・月島雫は第一印象は最悪だった天沢聖司に徐々に惹かれていく。伝説のアニメーターが描く瑞々しい恋愛物語。

みんなの感想まとめ

思春期の葛藤や恋愛を瑞々しく描いた物語が展開され、読者を心地よい感動で包み込みます。主人公の月島雫は、図書館で見つけた名前から、最初は印象が悪かった天沢聖司に惹かれていく過程を通じて、夢を追う姿勢や人...

感想・レビュー・書評

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  • 読書好きの中学三年生・月島雫は図書館で自分が借りる本の貸出カードに、いつも「天沢聖司」の名前があることに気付く。やがて雫は同学年の「第一印象最悪」の少年が天沢聖司であることを知るが、夢に向かってまっすぐ歩む聖司に次第に惹かれていく―爽やかな感動に包まれる青春アニメがオリジナル編集で鮮やかに甦る!

  • 文春ジブリ文庫シネマ・コミック第9弾

    正直「耳をすませば」(映像作品)は、中学時代に観て、
    ジブリなのに恋愛に終始していてみていてドキドキしないというか、まわりがワーキャー言うのがおもしろくなくて、ずっと敬遠していたところがある。
    はっきり言ってそんなにおもしろいかと思いながら過ごしていて、奥さんからすごく良いと勧められても見直さずにきていた。

    本作を読んで、なんとおもしろい作品だったのか気付かされ、同時になんと浅はかでバカな解釈だったのかと自分を責めずにはいられなかった。
    惹かれあう気持ちと夢を目指す気持ちとの葛藤や思春期ならではの人間関係(友人、親、兄弟など)が見事に描かれていてとても良い作品だと感じた。
    もちろん映像を見たくなった。
    カントリーロードの曲が読んでいても自然と頭の中に流れてくるというのが、まずこの作品の良さを物語っているし、自分も作品にひかれる心があったということではないかと思う。
    ただ当時の自分がこの内容を毛嫌いする、目をそらしたいような年頃だったのかもしれない。
    こうやって再び出会えることができて本当に良かった。

    蛇足
    もちろん本作を読んで、「耳をすませば」を観たくなったが、それ以上に「猫の恩返し」を観返してみたいと思った。

  • 私は、「耳をすませば」が好きだ。
    新聞の広告か何かで、文春ジブリ文庫の存在を知った。
    はじめはジブリの教科書のほうだけを購入したけれど、手元にあわせて持っているほうがわかりやすいと思い、後日追加購入。

    柊あおいの同名漫画を原作にした、スタジオジブリの映画のコミック。

    「耳をすませば」に振れたときの心の振り幅が、大きい。
    そのときの心の有り様に感応して、揺さぶりをかけてくるからだ。
    鬱屈しているときに触れたら、自分と比べてかなり落ち込んだ。
    今回、足踏みしているときに触れたら、光のすじがみえた。
    「そうかぁ
     簡単なことなんだ
     わたしも
     やればいいんだ」
    コミックになって、気づいたことが数点。
    聖司の声優が高橋一生さんだということ、中三の雫の学習内容が自分の時とずれていること、雫の夢やおじいさんの言葉がメタファーに溢れていること。
    映像作品はそれとして、さらさら流れてよいもの。
    でも、こうしてとめてコマ割りすると、みえてくるものもあるんだなぁ。

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著者プロフィール

1985年の初連載作「星の瞳のシルエット」が大ヒットに。その後も、スタジオジブリにより映画化された「耳をすませば」「バロン 猫の男爵」や、「銀色のハーモニー」など少女たちの熱烈な支持を受ける作品を発表し続けている。

「2021年 『星屑セレナーデ 星の瞳のシルエット another story』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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