本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784168131097
作品紹介・あらすじ
戦艦武蔵の進水を主導した「神様」、撃墜された山本五十六・連合艦隊司令長官機の護衛戦闘機隊ただ一人の生存者、遭難した福留繁参謀総長の救出を果した大隊長、沈没した伊号第三三潜水艦の浮揚を成功させた技師と、内部を撮影した唯一人の新聞記者――著者が取材の過程で出会った人々の生の声。吉村戦史文学の中核を為す貴重な証言集。巻末に作家・新田次郎との対談を収録。(解説・紅野謙介)
『戦艦武蔵』
『海軍乙事件』
『総員起シ』
吉村戦史文学を支える最重要証言集!
+
新田次郎との対談を特別収録
【テープレコーダーに残った歴史の声】
証言者の方々は、それぞれ個人的に特異な体験をしているが、同時に、その体験が太平洋戦争の歴史に強くむすびついている。その肉声を、活字として遺すことには、大きな意義があると感じた。(「あとがき」より)
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦争の歴史を生きた人々の貴重な証言が集められた本書は、太平洋戦争における様々な出来事を深く掘り下げています。著者が取材を通じて出会った証言者たちの肉声は、戦艦武蔵の進水や山本五十六の護衛、潜水艦の沈没...
感想・レビュー・書評
-
山本五十六が戦死した時の護衛のパイロットの話が面白い。6機しかいない時点で無理だったんだな…。アメリカにも暗号解読されてたみたいだし。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者によるインタビュー時は、戦艦武蔵建造や山本五十六搭乗機撃墜等々、有名事件の当事者がまだ存命しており、また彼らが所謂エリート層だけあってか記憶や回答も明晰で、当日の光景が眼前に浮かんでくるほど。ただ本書に採用さたものは、膨大な取材の中での最も”出来の良い”やり取りで、それ以外の部類も、ある意味戦史の証言ではある以上、もし資料が残っているのなら、それらも読んでみたくは思った。
-
【数多の証言者たちを訪ねて描いた、太平洋戦争の真実】太平洋戦争では、様々な極限のドラマが生まれた。その中から、山本五十六の戦死にからむ秘話などを証言者を得て追究した戦争の真実。
-
「戦艦武蔵」「深海の使者」など多くの戦史本を書き上げてきた著者が、取材の過程で出会った体験者から得た証言を取り纏めた書籍(2024(令和6)/06/10発行、1650E)。文春学藝ライブラリー 歴史49。
本書は、著者が『戦艦武蔵』『海軍乙事件』『総員起シ』の戦史本を随筆するに辺り、取材した方の中から9人の証言をピックアップしたものです。
『海軍乙事件』『総員起シ』の2冊に付いては、過去に読んだことがありましたので、第Ⅱ部「山本連合艦隊司令長官の戦死」と第Ⅲ部「福留参謀長の遭難と救出」、第Ⅳ部「伊号第三三潜水艦の沈没と浮揚」は、その2冊で書かれていた話を補間したエピソードでした。
一方で、第Ⅰ部「戦艦武藏の進水」に付いては『戦艦武蔵』を読んではいなかった事と、インタビューの対象者が戦艦武藏の造船に携わった技師と云う珍しい話であったことから、個人的には一番興味深く思いました。
只、本書、全体的に重いエピソードが多く、特に第Ⅳ部の「伊号第三三潜水艦の沈没と浮揚」は、かなりヘビーな内容となっています。
太平洋戦争に深く関心のある方にはオススメ出来る本かもしれませんが、それ以外の方ならば、ヘビーな生々しいエピソードも有りますので事前に心の準備をしてから読まれた方が良いと思いました。
著者プロフィール
吉村昭の作品
本棚登録 :
感想 :
