ヒドゥンカリキュラム入門―学級崩壊を防ぐ見えない教育力―

著者 :
  • 明治図書出版
4.25
  • (6)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181194116

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 優れた実践を同じように追試してもうまくいかない。それはその背景にさまざまな日常的指導が隠れているから。そして、その隠れているものがあるから一度の実践が成り立っている。単に「点」の実践を真似てもうまくいかない、「線」の実践からつくり上げていくことが必要。そのために、「仕事観」を身につけること。
    とはいえ、「その場の判断」をするためにはまだまだ必要なことが隠れている気がする。

  • 隠れたカリキュラム

    無意識に行っている状況・環境・言動などが
    影響を及ぼす

    佐藤正寿先生から、2年前に学んだ。

    確かに、その通り。
    気をつけないと、色々と
    と思う本である。

  • <b><u>若い教師のための本</u></b>

    <blockquote>同じようにやっているのにうまくいかないのは…なぜ?→それは、若手教師がなかなか意識できない「かくれたカリキュラム」が働いているから! 学級づくりや授業づくり、保護者対応などのシーン別に、トラブルの芽&成功の素となる教師のふるまい・指導をズバリ解説。 </blockquote>

    特に目新しいことを書いているわけではないけど、
    なるほど、「隠されたカリキュラム」を意識しておかなければ
    どんな実践を上っ面だけで真似しようがうまくいくわけがない。
    できる・できないは別にしても、「隠されたカリキュラム」があることを
    意識するかしないかでは大きく変わってくるなぁ。
    そして、その「隠されたカリキュラム」は往々にして
    暗黙知となっているので、先輩から教わることは少ない。
    具体的に書いてある本書は、若い教師からすればかなり参考になるにちがいない。
    項目の一つに、仕事観を身につけるとあった。
    確かな自分の中の信念がないと子どもへの指導は上滑りをする
    だから、若いうちは自分の中の教育観・子どもの見方をしっかり鍛えることだ。
    お手軽な上部だけの技術に逃げてはならない。
    と、自分自身を反省

  • 今回は昨年度と少し立場が違う。身の振り方や身だしなみなど、気をつけていこう。

  • ヒドゥンカリキュラム、かくれたカリキュラムは、教師の行為全てにあらわれる。

    一つひとつに意味をもたせ、なぜそうしたのか言えるようでなければならない。
    教師の服装や、言語、表情、対応、身振り、全てに教育的にプラスになるもの、マイナスになるものがある。

  • 本に書いてある通りにやっているのに、うまくいかない。ベテラン教師が実は実践している見えない教育力。自分に合ったヒドゥンカリキュラムをつくるために。OPAC → http://t.co/5cM2FxGgd4

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

多賀一郎(たが・いちろう)
教育アドバイザー。神戸大学附属小学校を経て私立小学校に永年勤務。追手門小学校では8年間にわたって、若手教師の育成を手がけてきた。全国各地の学校現場に入って、指導するほか、親塾や絵本の会なども主催している。

「2022年 『教師の育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

多賀一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×