名著復刻 子どもの話す技術を鍛える

  • 明治図書出版 (2016年10月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784181572150

みんなの感想まとめ

教育における「話す技術」の重要性を深く掘り下げた一冊であり、著者の経験から生まれた実践的な指導法が紹介されています。特に「向上的変容」という概念は、授業を通じて子どもたちが成長を実感できるようにするた...

感想・レビュー・書評

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  •  分厚く、読みにくそうな本だと思いましたが、一気に読む事ができました。
     この本には野口先生の教育に対する思いや子どもの話し方の指導の仕方や考え方が書かれています。
     特に私自身が一番心に残ったのは「向上的変容」という野口先生の授業に対する考え方です。1時間という授業の中で子ども自身が成長したと実感させるような授業を創る。そのためには精選された全員参加の発問、指名の仕方、態度の育成などが重要であると書かれていました。
     今は書店やAmazonでたくさんの教育書が売られています。新しい教育方法やアクティブラーニングといった言葉に意識がいきがちです。しかし、授業の本質は時代が変わっても変わらないものがあると思います。何十年も前の本ですが名人と言われていた野口先生の考えや授業方法が不思議と今の時代にもあっているのではないかと思わずにはいられません。
     とても素晴らしい本です。また、何度も読み返したいと思います。

  • 話す技術を鍛えるためには聞く力をしっかりつけることが必要だという点に大きく賛同。結局のところ、徹底したまでの学習規律なんだと感じた。しかし、話す指導は確かに意識してしたことがない。話し合いの指導って本当に難しいと思う。意見を言うことの大切さを説いたり、皆で一つのことを決めることの意義を語ることを、話すことの指導だと勘違いしていた時期もあった。話すことの指導は、より訓練的で実働的。具体的で作業的なのだと思う。繊細な積み重ねが、活発な話し合いを産む。こればっかりは、小学校で経験を積んでおきたかった。教育指導法の原点は、やはり幼児教育の模倣にあって、その実践が最も効果的に行われるのが小学校なんだと思う。修養にはもってこいの現場。

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著者プロフィール

植草学園大学名誉教授。1936年、千葉県生まれ。千葉大学教育学部卒。小学校教員・校長としての経歴を含め、60年余りにわたり、教育実践に携わる。96年から5年間、北海道教育大学教授(国語教育)。現在、日本教育技術学会理事・名誉会長。授業道場野口塾主宰。2009年より7年間千葉県教育委員。日本教育再生機構代表委員。2つの著作集をはじめ著書、授業・講演ビデオ、DVD等多数。

「2026年 『失敗を恐れない中学生 「問い/探究」授業に挑む 中学2年国語科通信「天晴れ」全授業記録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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