教師のための「非認知能力」の育て方

  • 明治図書出版 (2023年8月7日発売)
4.25
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 116
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (168ページ) / ISBN・EAN: 9784182652523

作品紹介・あらすじ

テストでは測れない「非認知能力」。その中から学校で活用できる「自分と向き合う力、自分を高める力、他者とつながる力」に着目し、非認知能力を認知能力と合わせて育成する方法を、5つのステップにわけて小・中学校・高等学校などの実践例とともに詳しく紹介します。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テストでは測れない「非認知能力」を育成する方法が、具体的な実践例とともに紹介されています。著者は、認知能力と非認知能力を切り離さずに育てるための5つのステップを提案し、抽象的な教育目標を具体的な行動指...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岡山大学の中山先生が、一定の段階を踏みながら、認知能力と非認知能力を切り離さず育成していける方法を、実践例を紹介しつつ提案しています。
    ステップ1:抽象的な教育目標から具体的な行動指標へ
    ステップ2:日常的な見取りとフィードバックで意識づけ
    ステップ3:意図的な仕掛けと感情への働きかけ
    ステップ4:量的×質的な振り返りと定期的な自己評価
    ステップ5:反省的実践者としての教師自身の省察
    アイデアドーナツやギミックブラッシュアップシートなど、具体的な取組もいくつか紹介されていました。考え方としては個人で取り入れられることも多いですが、効果のある実践として取り組んでいくためには、学校単位で、中山先生のような助言者の下進めていかないと迷走しそうな気もしました。何よりもまずは、先生方が「新しい実践に取り組みたい」と思える職場環境を整えながら進めていくことが必須になると思いました。

  • この本では、テストなどでは測れない「非認知能力」について、学校現場でどのように実践することができるのかを学ぶことができます。「非認知能力」と聞くと、難しい単語のように思えますが、資質能力の3つの柱の「学びに向かう力」にあたる重要な概念であると言えます。「学びに向かう力」は学校現場でも評価や見取りが難しいと言われています。この本を読んで、学校現場でどのように「学びに向かう力」を育んでいくのかを実践例を読み、活かしていきたいからリクエストしました。

  • 「非認知能力」の中から学校で活用できる「自分と向き合う力、自分を高める力、他者とつながる力」に着目。非認知能力を認知能力と合わせて育成する方法を、5つのステップにわけて小中高などでの実践例とともに紹介。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40302056

  • 久々の星5。
    第0章を読んだ時から「これは良い本だ!」と確信した。印象的であった部分について、いくつかに分けてまとめる。

    今話題の非認知能力の育て方に関する内容。
    状況に依存されやすく、見取るとなると主観的かつ感覚的にならざるを得ないという非認知能力の特性を理解した上で読み進めると良い。

    レベル1にあたるチャンクダウンは、非認知能力のみならず、何かのゴールを決める際にも有効であると感じた。結果としては、これまで当たり前に言われている目標になったとしても、「たくさん話し合って自分たちで決めた!」という事実があり、自分ごと化する。

    レベル2にあった即時的/適時的フィードバックこそ、教師の力量が試されるものだと思う。ここに学級通信や語りといったものも繋がると感じる。

    育てたい非認知能力を教師間だけでなく、子どもとも共有することで、意識を高めることができる。これは菊池省三先生の価値語や渡辺道治先生の語りとも通ずるものがあるように思う。

    いつまでも反省的実践家でありたいと思う。
    この本に出会えたことに感謝!

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1976年1月、岡山県岡山市生まれ。岡山大学教育推進機構 准教授、専門は教育方法学。
岡山大学教育学部卒業後、1999年当時は岡山県内に男性たった一人といわれた学童保育指導員として9年間在職した。そこで、学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へと方向転換する。
以降は、幼児教育から学校教育まで、様々な教育現場と連携した実践研究を進める中、岡山大学で学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当している。そして、20年以上に及ぶ小学生と大学生に対する教育実践の経験から、「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱している。
また、学校や保育現場を中心に現地での非認知能力育成に関する助言等の要望が多く寄せられ、地元岡山県内だけでなく、大阪府、京都府、愛知県などの主要府県にも趣いて、現場の教職員と協働で様々な課題解決を行っている。

「2023年 『「やってはいけない」子育て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中山芳一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×