本当は大切だけど、誰も教えてくれない教師の仕事40のこと

  • 明治図書出版 (2020年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784183110138

みんなの感想まとめ

教師の仕事における重要な視点や知識を提供する本で、読者は先輩からは教わることのない大切な知恵を学ぶことができます。盲点に気付かせてくれる内容は、教師としての成長を促し、知らずに過ごしていたら恐ろしい事...

感想・レビュー・書評

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  • 備忘録です

    良い授業とは盛り上がっている授業ではなく子供の頭が常に働いている状態が重要。

    子供から問いが出なかったら、教師から発問しようと思っていないといけない。67
    まずは自分で問いを見つけ、そして自分で解決していくよう導くことも大切69

    発問で気をつけたいこと。
    ①気づきにくい内容に気づかせる
    ②認識のズレを生じさせる
     子供の頭の中にはわかっていることと、わかっていないこと、そして本当はよくわかっていなかったことの3つがある。その中のわかっていないこと、もしくは本当はよくわかっていなかったことを尋ねる。
    例)ものが豊富になり、たくさん捨てられているのに、ゴミの量は減っている。と言う認識があれば、そこで問いが生まれ、ゴミの量を減らすための取り組みを調べてみようということになる。

    教材研究は「深さ」「広さ」の2軸で考える。70
    教材研究をする前に、まずまっさらな状態で考えてからどういうことを子供が疑問に思うだろうかと疑問自答してみる。その後で教材研究を深く広くしていく。こちらだけが教材研究をしても子供にとっては難しすぎるものになる。

    子供は教えられない事はできない。体験していない事はわからない。
    子供たちに教わる準備ができているか
    ①内容習得するための知識や体験の蓄積
    ②教わりたいと言う気持ち79

    説明したら、子供が理解できたと勘違いしてしまいがちだが、子供は「やりながら」理解する。82
    説明が先か体験が先か?子供は体験が先の方がよく理解する。

    一度にたくさんのことを教え教えないといけない時、教師が教えたいという欲求を抑え「1つずつ教える」と言う当たり前の原則を守る
    教える内容が多い場合は、全体像を示した後で大切な内容に絞り込む88
    ◯例えば学習のまとめ作文を書かせるなら、こんなふうにまとめておけば良いのだよと言う手本を見せる。そして全体像を把握させておいてから、これだけは重点的に教えたいと思える内容を絞り込む。例えば、学んだことを箇条書きにまとめるなど

    今日の授業で教えたい内容を短い一文
    で言えるか? 92
    あえて先に活動させておいて、その後で知りたいと思える発問をして焦点化を図る。「今日の学びをノートに書きなさい」と指示し、教師の教えたい内容が返ってくれば良い。97

    振り返りの場を用意する。
    1段上の立場で自分を振り返らせる。「学び方や、自分の頑張り」を振り返らせる。
    「今回の自分の学びを評価しなさい。」
    ◯自分で問いを見つけることはできましたか?
    ◯解決方法を自分で考えることができましたか?
    ◯意見を積極的に交わすことができましたか
    ◯自分なりの答えを出すときに、いろいろな情報から判断しましたか
    など。これが学びのメタ認知。112

    「自分から動きたいと思える環境を作り」「動きたいと思える経験を通す」「環境+経験」で子供は自分から良い方向へ歩み始める。117

    「教師は自分を応援してくれる味方だ」と子供が思えること。信頼と尊敬の両方があれば、子供への対応の技術や方法をあまり知らなくても、対応はうまくいきます。121

    その教師が持つ独自の物差しで子供を図ってしまっている。他の教師の目から見た子供の様子も確認する。子供が歩んできた歴史を知る。
    子供の理解の程度によって指導の質と方法が自動的に変化すると言うことを強く意識しておく必要がある。127
    147

  • 教師の仕事の重要事項に関して、大切な視点を与えてくれる本。先輩などから教えてもらえない、大切な知恵がたくさんありました。

  • 教師の仕事で盲点だったことに気付かせてくれるって、良い本見つけて嬉しい。知らないまま教師を続けていたらと思うと恐ろしい。。

  • 教師の仕事の大切な部分に絞って、考え方を更新してくれる良書です。とにかく文章が読みやすい上に、学びがとても大きな本です。たぶんベテランでも身に着けていない知識と技能を教えてくれます。

  • 研修や現場でも、誰も教えてくれない大切な知恵を学ぶことができました。本当はこういう知恵は、脈々と先輩から受け継がれてきたんだろうな、と思いました。
    この本のすごいところは、何回読んでも、新しい内容、新しい文、新しい言葉に気づけるところです。
    繰り返し、新しい発見があります。
    たぶん、教師の経験や知識の量、つまりは教師力によって、学べる内容が違ってくるのだと思います。
    自分の実力がわかってしまう、恐ろしい本です。

  • ・一番手のかかる子に優しく接するのが教師に向いている人。
    ・子どもが子どもらしく振る舞える教室が、いい教室であること。(ルールや規則、叱責で縛らない)
    ・子どもの可能性を常に信じ続けることで、成功に導き、周囲の評価を覆し、本人にも成長を自覚させること。
    ・子どもたちに対し、(与えてあげる)という思いを捨てること。

    いずれも難しいことであるが、日々精進して少しでも、子どもにとっていい教師でありたい。

  • 特に心に残ったこと
    所属願望と所属意識を高める。
    学級が教師の働きかけなく子供が高まるような環境にしなければならない。
    そのためには、前向きな雰囲気を作り出すこと
    望ましい学級風土を意図的に定着させることが大切。

    子供にはおおらかに接する。問題行動に一喜一憂しない。今必要なことをしているんだなと構える。

  • 下記のリンクでご利用ください。
    学外から利用する場合は「マイライブラリ」をご利用ください。
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000119147

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著者プロフィール

京都文教大学准教授

岡山大学大学院教育学研究科(理科教育)修了後、公立小学校教諭を経て、2013 年4 月より現職。教員養成課程において、教育方法論や理科などの教職科目を担当。「どの子も可能性をもっており、可能性を引き出し伸ばすことが教師の仕事」ととらえ、現場と連携し新しい教育を生み出す研究を行っている。文部科学省委託体力アッププロジェクト委員、教育委員会要請の理科教育課程編成委員などを歴任。理科の授業研究が認められ「ソニー子ども科学教育プログラム」に入賞。主な著書に『勉強ができる!クラスのつくり方』『教師1年目の学級経営』(東洋館出版社)、『実践アクティブ・ラーニングまるわかり講座』(小学館)、『なぜクラス中がどんどん理科を得意になるのか』(教育出版)、『本当は大切だけど、誰も教えてくれない授業デザイン41のこと』『本当は大切だけど、誰も教えてくれない学級経営 42 のこと』『WHY でわかる! HOW でできる! 理科の授業Q&A』『プロ教師直伝!授業成功のゴールデンルール』『子どもを自立へ導く学級経営ピラミッド』(明治図書出版)など多数。

「2022年 『できる教師の「対応力」 ―逆算思考で子どもが変わる―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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