社会科固有の授業理論・30の提言 総合的学習との関係を明確にする視点 (社会科教育全書 42)
- 明治図書出版 (2001年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784184543133
感想・レビュー・書評
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社会科は内容教科である。
まずは,その単元で獲得すべき知識をパッケージングして,それを子どもたちが問いの解決という形で獲得していく過程を教師がデザインしていく。そういった社会科の授業の基本的な考え方を改めて理解させてくれる一冊。提示される30の理論は幅広く,そして端的に重要なエッセンスが述べられている。森分孝治の書籍と併せて読むことで,社会科教育の社会認識と価値判断についての理解が深まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書では、社会科授業の設計、分析に際しての理論を明示し、総合的学習との関係が曖昧な状況を打破する。このことによって、社会科と総合的学習の境界を明らかにし、それぞれの役割を明確にしていきたい。その結果として、「ズバリ言う『社会科中心で大丈夫だ』」という内容を示していく。
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東京書籍の教科書を使用している先生は必携の一冊。授業はやりやすくなるでしょう。指導主事にも褒められるでしょう。
でも、面白くなるかは微妙。
というか、小難しくて嫌う子も出ると。
著者プロフィール
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