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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784191237780
作品紹介・あらすじ
日本有数のOA機器メーカー、リカード会長の孫が誘拐された。奇想天外な手口で警察を翻弄する見えない犯人と、リカード社員の頭脳戦が開始された。陰には20年前迷宮入りとなった誘拐にからむ陰謀が渦まいて…。舞台は冬の蔵王、鮮やかなラストシーンに向かってつっ走る。現実に使用できるハイテク機器を使い、緻密に練り上げられた渾身の犯罪小説。この興奮はあなたのものです。
みんなの感想まとめ
誘拐事件を巡る緊迫した頭脳戦が繰り広げられる本作は、20年前の迷宮入り事件と新たな誘拐が巧妙に絡み合う構成が特徴です。成長した被害者が再び事件に巻き込まれる様子は、読者を引き込みます。犯人が早い段階で...
感想・レビュー・書評
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20年前に起きた誘拐事件に酷似した新たな誘拐事件が発生、誘拐の被害者だった少年は成長してまたもや事件に巻き込まれ…というお話。
犯人は早々に明らかにされるため、作品の主眼は
如何にして犯人が計画を達成するか、の描写に注力される。
扱われる最先端のIT機器は、作品が書かれた当時の最先端であろう。これらの技術や着想を楽しむ展開になっていて、事件の動機や関係者の葛藤や苦衷などはわりかしサラリと描かれている。
社会派ミステリーを期待すると肩透かしかも。
心に隠したわだかまりや怒りって、長年の間に摩耗して
川の流れに削られる川石のように丸く小さくならないかな。自分なら「もういいかな」と思ってしまいそうだけれど…事が事なら消えないものかも、などと考えたり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一気に読めてしまう良作かと思いまふ。
B●●K O●F で100円でしたら則買いをオススメしまふ。 -
20年前に起こった誘拐事件と、現在起こった誘拐事件が絡み合う。
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大手OA機器メーカー社長の孫が誘拐された。身代金として要求されたのは10億。その10億円分のダイヤの運搬係に指名されたのは、20年前に誘拐された男だった。
最新技術を駆使したコンピューターを使った完全犯罪の行方とは…
物語は子を誘拐された男の手記から始まる。黒い海へ社運をかけた金を捨てる心境は如何なるものだったろう。それから20年、海から一人の男の遺体と共に引き上げられた金塊。ひっそりと始動するもう一つの誘拐事件…ゾクゾクする始まりである。
犯人は序盤で提示されているにもかかわらず、とてもスリル溢れる展開で、身代金の受け渡しが成功するのか否かとても気になるところである。
今でこそインターネット通信や音声システムなど一般的になっていてもこんなにハラハラするのだから、この著書の発行当時であればなおさらだろう。
「いいえ、許してはいけません。あなたはひどいことをされたのですから、絶対に私を許してはいけません」
誘拐犯から被害者の子供に向けた言葉が重苦しく残る。 -
二つの誘拐事件−20年間の恨みを込めた執念の復讐劇といったところ。作者発表当時のハイテク技術は勿論色あせてしまう。ただテンポがとてもよい。文章力がある。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5367466.html)
吉川英治文学新人賞(1989/10回) -
昭和51年、元イコマ電子工業社長、現リカード半導体機器開発事業部長・生駒洋一郎は7年前の息子・慎吾の誘拐事件についての手記を残し亡くなった。
それから12年、今度はリカード社長の孫が誘拐される。
犯人の要求は10億円のダイヤ、そして受け渡しに慎吾を指名してきた。
みなさんにオススメいただいた岡嶋作品。すごかったです!一気に読んでしまいました。
「誰が」「何のために」はすぐにわかるので、ひたすら誘拐事件の進行を見守っていました。
「ばれるな~」なんてハラハラしながら。
完璧にコンピュータで管理した誘拐の手際のよさに驚き!
17年前の作品なのに!
そのころパソコンしていたのなんてクラスに1人くらいで、オタク呼ばわりさえていたもんだった。。。そうそう、「パソコン通信」とか言ってたし。
<<以下、少しネタバレ注意??>>
第一章で生駒の手記を分析しているのは誰になるのでしょう?
そして『99%』って間宮さんに見抜かれたから99%なのでしょうか? -
06年11月5日
かつて誘拐をされた子が、大人になり仕返しとしてコンピュータを使った誘拐をする話。18年くらい前に、こんな高度な仕掛けを考え付くってすごい!! -
<font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4191237780/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://blog12.fc2.com/image/noimage.gif" border="0" alt="99%の誘拐"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/item/4191237780/yorimichikan-22" target="_blank"> 99%の誘拐</a><br>岡嶋 二人 (1988/10)<br>徳間書店<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4191237780/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
<blockquote><p><strong>日本有数のOA機器メーカー、リカード会長の孫が誘拐された。奇想天外な手口で警察を翻弄する見えない犯人と、リカード社員の頭脳戦が開始された。陰には20年前迷宮入りとなった誘拐にからむ陰謀が渦まいて…。舞台は冬の蔵王、鮮やかなラストシーンに向かってつっ走る。現実に使用できるハイテク機器を使い、緻密に練り上げられた渾身の犯罪小説。この興奮はあなたのものです。</strong></p></blockquote>
発行は1988年である。当時の読者の反応はどんな風だったのだろう、とまず思った。コンピュータを駆使し、先端技術を様々に応用してなされた誘拐事件である。警察も 解説なしには仕組みを理解できずに戸惑っているのが見て取れる。
しかも、よくある誘拐事件ではなく、現在の誘拐事件は過去に起こった誘拐事件をある部分なぞるように進んでいるのである。そして、過去の事件も現在の事件も、人質は無傷で帰ってはきたが犯人は上がっていない。
過去の犯人はともかくとして、現在の誘拐を企てた者を犯人と呼ぶなら、犯人に罪の意識はないように見える。動機には同情すべき点もあるのだが、その点での後味は決していいとは言えない。</font> -
前半の展開はすごく面白い。それだけに最後の終わり方がいまいちなのが残念。
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岡嶋二人の作品
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