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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784191248922
感想・レビュー・書評
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正直言って、ちょっと飽きてきた。でもここまで読んだしなあ。
前巻を読んだ時、「なんで核ミサイルを相手の主星に叩きこまないんだよ!」と思った。本巻の最初のほうで、「それだけの長距離ワープができない」という説明がなされていた。「お互い、イゼルローンまではワープで移動しているだろ?」というので引っかかるが、まあそこはSFの設定にあんまり言ってもしょうがない。
しかし、やっぱり引っかかる。
この世界は帝国版図と同盟版図が、2つの回廊でつながっているという世界だ。そのうちの一つがイゼルローン回廊で、ここにイゼルローン要塞がある。
現在は同盟が占拠している。
そこを取り返しに帝国が攻めてきた。「ここを取られたら、帝国の戦隊は自由に同盟版図を荒らすことができる」みたいにあせっている。
んなあほな話があるかよ。
ついこないだまで、イゼルローン要塞は帝国のものだった。そこを魔術師ヤンが無血占領したんだろ。
ということは、それまでの長い歴史において同盟は圧倒的に劣位だったわけで、でもそこで硬直していたという事は、(帝国の)イゼルローン要塞に対抗する防御網が築かれていなければおかしいではないか。
まあ、揚げ足取りなんだけど、こういうのがやけに目につく。
「100万隻の艦隊ねえ。軍隊の階級は現実社会と同じうようなものみたいだから、おそらく艦長は大佐だろう。つまり大佐が100万人いるわけか。で、大将が12人ねえ・・・・ 一体どういう組織なんだ?」
とかさ。
時代劇が時代考証をつつきまわすものではないみたいに、これは物語を楽しむべきものなのは分かっている。
物語は面白い。よくできた話だと思う。
だけどやはり、歴史を作るというのは難しい。作りものであるぼろが、どうしてもでてきてしまう。
そう考えると、現実に起こった歴史というのはすごいものだとおもう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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