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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784191535138
感想・レビュー・書評
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珍しい火浦功の完結物語の一つである。
それだけで価値があるのだが、サイバーパンクなアメリカのメガロシティーを舞台に、繰り広げられるのはハードボイルドな男達の物語である。
今でも読めるし、今だからこそ読んでその色あせない世界にどっぷりとつかれるのは、完成された舞台にきっちりと演じる男のかっこよさのおかげである。
だから先生。止まっている物語の続き書いてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2629776.html)
(収録作品)ポータブル・ラジオの夏/かくも長き夜/破滅する目を夢見て/リトル・ガール・ブルー/死に急ぐ奴らの街/狼の歌が聞こえる -
50年代か60年代のアメリカ映画みたいなテイスト。
連作短編集で、前作の主人公が次作に少し顔を出す。
火浦氏には珍しく、おちゃらけは一切なし。 -
いくつかバリエーションがありますが、このトクマノベルズ版はあとがきで本編のパロディのプロットがあって2度美味しいので、これが一番お奨め。
本編だけなら★3つ。
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