現代人の古典シリーズ22 諸葛孔明の兵法

  • 徳間書店 (1977年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784192421454

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みんなの感想まとめ

古典の兵法を現代に生かす視点が魅力的な一冊で、著者は諸葛孔明の生い立ちから兵法論を展開します。特に、戦争や内政における人の扱いは、時代を超えて共通する教訓が得られると感じさせられます。孔明が劉禅に進言...

感想・レビュー・書評

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  • 諸葛孔明が過去の孫子など古典の兵法を新たに解釈したものを日本語約したもので、過去の人間学を現代のビジネスに応用するものかと思います。(勝手な解釈)
    最初は諸葛亮の生い立ちから始まり、兵法論を展開していくのですが、生い立ちだけでも自分はとても勉強になりました。
    読んでいただければわかるかとおもいますが、戦争や内政で人を収める方法の根源は現代も過去も変わらないと思い知らされます。
    この本で特にその通りだと感じたのが孔明が劉禅に進言する話ですが、才能のある曹操でさえあまたの敗戦、失敗をしています。才能のない者が失敗をおそれ行動せずにどうして才能のあるものに勝てましょうか?
    三国志の時代で最も戦いに負けたのは曹操と諸葛亮だそうです。才能がある天才とは失敗を恐れず挑戦しつづけたものだけに与えられるものであり行動しないものは不平不満を言い他のせいにするばかりだと本当に考えさせてくれます。
    自分もこれからくだらない大人にならないように学んでいきたいと思わせてくれる内容でした。

  • 諸葛亮サイドの流れを一通り語り
    後半は、諸葛亮の将苑(兵法論・将師論)と便宜十六策(兵法論・政治論)を紹介
    地勢に応じた戦法や対地域攻略法
    部隊編成のコツとか負け方が上手い君主は国を滅ぼさない等
    いろいろ興味深い。

  • 三国志で有名な諸葛亮孔明の兵法、政治について、諸葛亮集(諸葛忠武侯文集が原本)から、政治、兵法に関する記載を原文を用いながら整理したもの。

    孔明の置かれた状況として、当時の人口からも明らかなように、最弱の蜀において八面六臂の活躍をした、名宰相。
    魏1800万人
    呉750万人
    蜀450万人
    参考:http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1329602633

    また、魏呉に比べ経済、生産性が低い国家を立て直し、魏呉と戦うための基盤を整備し、不利ながらも一歩も引かない戦況を演出した人物。

    同時代の人物の多くが、畏敬の念を持って表する諸葛孔明について、ちょっと怪しい諸葛忠武侯文集を元に解説。

  • 三国志に描かれている諸葛孔明のすごさをもう少し知ろうと思って読んでみたのがこの本。読んで抱くすごさはそれほどでもなかったかな。実践してナンボのことを文章化するのは難しいのでしょうね。


    古のよく将たる者は、人を養うこと己の子を養うがごとし。難あれば、身をもってこれに先んじ、功あれば、身をもってこれを後にす。傷む者は、泣きてこれを撫め、死する者は、哀みてこれを葬り、饑えたる者は、食を捨ててこれに食らわし、寒える者は、衣を解きてこれに衣せ、智者は、礼してこれを禄し、勇者は、賞してこれを勧む。将よくかくのごとくば、向かうところ必ず捷たん。(p.123)

    勝つ者は道に随いて途を修め、敗る者は斜行して路を失う。(p.165)

    大事は難きより起こり、小事は易きより起こる。故にその利を思わんと欲すれば、必ずその害を慮り、その成るを思わんと欲すれば、必ずその敗るるを慮る。(p.198)

  • 三国志一有名な軍師、諸葛亮孔明の兵法の解説や、有名な出師の表についての記述もあります。

  • 三国志だけでなく中国史の人物でも人気は上位に必ず位置する諸葛亮孔明。

    神がかりな作戦はフィクションが多数なのだが、困難を確実に乗り越え、この人物一人を大国が恐れるその才能、機知。
    そして亡くなった後、財産はほとんどなく、全て国に主君に捧げつくした、その清さが人気を不動にしているのだと思います。
    兵法ですが、孔明の生き方が詰まっている本です。


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著者プロフィール

著述業、中国文学者

「2022年 『世界のビジネスエリートが身につける教養 論語と孫子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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