時には昔の話を

  • 徳間書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195549469

感想・レビュー・書評

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  • 『紅の豚』の絵コンテがたくさんと、歌の歌詞、宮崎駿と加藤登紀子の対談が掲載されている。

    『紅の豚』を「リハビリ映画に手を出しちゃった」と言っていたのが印象的。ヒットしてもヒットしなくても、どちらにしてもダメージを食らうのだそうだ。

  • 本では無く絵本だと読了後に気付く。紅の豚エンディングイラストと共に宮崎駿、加藤登紀子、ジャン・バチスト・クレマンの詩や二人の対談を乗せた本。劇中ジーナが歌うあの歌の歌詞、またその歌の歴史を知れたのは嬉しい。普段詩を読むことが無いだけに私にとって新鮮な読書体験になった。対談ではお金持ちが恥ずかしいという認識が戦時頃は普通だったというのに驚いた。何気ない所で新しい発見が嬉しい。この本を読んであれこれを知り深く追求していく訳ではないが作品の空気感を新しく受け取れる1冊だと思います。紅の豚がお好きな人へお勧め。

  • きゅんとする。贅沢で上質な一冊。
    あの頃、みたいな本。

    加藤登紀子さんの潔さが素敵で、ますます好きになった。
    女としての感覚への共感。ジーナになりたい。

    あとがきがとてもよい。
    そうだね、時には昔の話をしようか。

  • 図書館で偶然見つけた一冊。

    「紅の豚」のイメージ画と詩、そして宮崎さんと加藤さんの対談が収録されている。

    画は映画のエンドロールかな。(『漂流』が一番好き。)

    加藤さんの詩も宮崎さんの詩も、凄く「紅の豚」らしくて素敵。
    『秘密の庭』と『メリーゴーランド』は、それぞれジーナとポルコの想いをあらわしているみたいで好き。

    手元に欲しい。

  • なぜかサイン本を持っている。

  • 豚はよかったねぇ。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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