百年目の同窓会 (徳間文庫 105-12)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195686102

感想・レビュー・書評

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  • ある精神病院九号棟には、自分をホームズ、ロビンフッド、ダルタニアンなど過去の偉人と信じ込んでいる人間がいた。それ以外はまっとうな彼らは、芳子と組んで、現代に蘇る切り裂きジャック事件を解決していく。

  • 最後はちょっと納得いかないけど、やっぱり読みやすいのでスラスラ進んだのでストレスなく読める

  • 裏表紙より:私は鈴本芳子。家とトンネルでつながった、ある精神病院の仲間ーシャーロック・ホームズやダルタニアンたちと探偵業を営んでいる。ある日、日本女性が突然外国人名を名乗り出すという不思議な事件が起きた。ホームズ氏はそれら5人の名前が、百年前にロンドンで切り裂きジャックに殺された女性と一致するという。「華麗なる探偵たち」でおなじみの九号棟の仲間たちがまたまた活躍するユーモア・ミステリー。

  • 登場人物が、シャーロックホームズだと思い込んでいたり、ダルタニャンだと思い込んでいるという精神病院第九号病棟を拠点にした話。

    物語も、シャーロックホームズから借りて来たかのように、
    切り裂きジャックから100年目の事件という設定。

    うまいというか、省アイデアというか、労力裁定限で書くからこそ多作ができるのだと感心してしまいました。
    アイデア勝負なのですね。

    赤川次郎のもうひとつの才能に脱帽。

  • 初めて読んだ赤川次郎の本。〜と言った、私は言った文が多く読みづらい。読みながら疲れたが展開のはやさが救い。なんとか読み慣れてくると夢のような設定が楽しいミステリー。映画・ドラマになってウケるのが分かった気がした。もっともっと子供の頃に出会いたかったな。

  • 11/09/05 どんどん読み進められるミステリーではあるが、内容がふざけていて面白くない。初めて読んだ赤川作品だが、もう読む事はないと思う。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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