日本SFベスト集成 (1973) (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1981年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784195772331

みんなの感想まとめ

多様な作品が収められたこのアンソロジーは、エッセーや漫画を含む14編から成り、時代を超えたテーマや独自の視点が光ります。1975年に初刷された本書は、古さを感じさせる作品もあれば、現代にも通じる普遍的...

感想・レビュー・書評

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  • 1975(昭和50)年初刷、徳間書店のTOKUMA NOVELS。エッセー、漫画を含む14編。星新一『交代制』既読。「かぼちゃの馬車」所収。日記形式なだけに星の本で読んだ時もちょっと浮いてたような。ラストで驚かされる作品ではなく、その先を予想させる作品。筒井康隆『熊の木本線』既読だが何で読んだか不明。筒井編集のアンソロジーのような気もして、そうだとすると筒井の自信作なのだろう。小松左京『タイム・ジャック』筒井の作品が2作も入っているのか、と思う作品。解説によると筒井のパロディ。浮付いている気がする。

    掲載作:『キングコング』(エッセー)北杜夫、『交代制』星新一、『ニッポンカサドリ』河野典生、『通りすぎた奴』眉村卓、『霧にむせぶ夜』(漫画)増村博、『村人』半村良、『立体映画』(エッセー)大伴昌司、『コレクター無惨!』(エッセー)野田昌宏、『熊の木本線』筒井康隆、『さまよえる騎士団の伝説』矢野徹、『不安の立像』(漫画)諸星大二郎、『タイム・ジャック』小松左京、『最後の狩猟』田中光二、『時の葦舟』荒巻義雄、解説:「73年度版解説」/筒井康隆、

  • 73年ということで、いかにも「古いなぁ」と感じさせる作品もあれば、2020年の今日でもなお時代を感じさせない作品もあり、その代表が田中光二氏と諸星大二郎氏の作品だろう。
    後者はマンガなのでたしかに風俗は当時のものだが、テーマは全然古びていない。解説で筒井氏が「作品はまだ少ない」と書いているが、あれから30年、決して多作ではないものの着実に良作を世に送り出しており、これからも楽しみだ。
    記憶が正しければ、本書に収録されている作者で存命なのは筒井氏と諸星氏だけではないか? 好きな作家は長生きしてほしい!

  • 幅広く読みやすく。
    必ず一遍はお気に入りがみつかる。

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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