- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784195772522
感想・レビュー・書評
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「人間の記録 レイテ・ミンダナオ戦<前編>」御田重宝著、徳間文庫、1992.08.15
286p ¥500 C0195 (2023.08.17読了)(2007.10.29購入)
八月は、戦争の季節です。広島、長崎、そして敗戦。
ということで、太平洋戦争関連の本を読みました。フィリピンでの戦いについてです。
大岡昇平著『レイテ戦記』、半藤一利著『レイテ沖海戦』は読んでいます。従って、復習的な感じですね。
【目次】
第一部 不運な部隊、福山四一連隊
戦力底をついた中での再編成
フィリピンへの執念燃やすマ司令官
第二部 ミンダナオの四一連隊
フィリピン統治に失敗した日本と四一連隊
比島決戦迫る
決戦直前の混乱
第三部 連合艦隊、レイテに消ゆ
レイテ湾なぐり込み
逸した戦機
決定的な〝錯誤〟
第四部 日本陸軍、レイテの潰滅
勝利の公算なき激闘
四一連隊、生存者数名
☆関連図書(既読)
「野火」大岡昇平著、新潮文庫、1954.04.30
「俘虜記」大岡昇平著、講談社文庫、1971.07.01
「レイテ戦記(上)」大岡昇平著、中公文庫、1974.09.10
「レイテ戦記(中)」大岡昇平著、中公文庫、1974.10.10
「レイテ戦記(下)」大岡昇平著、中公文庫、1974.11.10
「ミンドロ島ふたたび」大岡昇平著、中公文庫、1976.06.10
「大岡昇平『野火』」島田雅彦著、NHK出版、2017.08.01
「戦艦武蔵のさいご」渡辺清著・藤沢友一絵、フォア文庫、1979.11.
「レイテ沖海戦」半藤一利著、PHP文庫、2001.09.17
(「BOOK」データベースより)amazon
太平洋戦争のぼっ発と同時に日本軍により占領されたフィリピン。マッカーサーは“アイ・シャル・リターン”の言葉を残して、コレヒドール要塞をあとにした…。そして最終局面を迎えた連合軍の反攻は、フィリピンのレイテ島決戦からルソン島の攻防で幕を閉じる。圧倒的な物量を誇る米軍に、ひとたまりもなく敗北した日本陸軍。広島出身の福山四一連隊の壊滅に焦点を絞り、日本軍の崩壊を浮き彫りにする。詳細をみるコメント0件をすべて表示