目覚めしものは竜 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1986年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784195780039

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  • 1981年の高千穂遥作品。
    人間の父親と、竜族の母親との間に生まれ、人間離れした身体能力を持ち、中国武術の使い手でもあるイラストレーター・竜門剛が、日本を乗っ取ろうとする多国籍企業とCIAとの抗争に巻き込まれる、スパイ・アクション小説。
    前半は、CIAのエージェントとして雇われるまでの物語が、ゆったりとした展開で語られます。
    格闘シーンは、竜門剛と実力を試すアメリカ人達との徒手空拳の闘いが前半のメイン。
    後半になると、生死を賭けた闘いになり、派手なバイク・アクションや、武具を使った闘いになります。
    後半には、竜族の母親からのお目付役であるチャイナ服少女・孫麗春も登場し、不思議な能力や中国武術の徒手拳法で竜門剛をサポートします。
    前半に比べて、後半はかなりテンポ良く物語が展開しますが、ラスボスとの闘いは実に呆気なく終わってしまいます。
    1981年というと、ジャッキー・チェンの人気もかなり高い時代ですが、竜門剛の二枚目半のキャラクターは、当時のジャッキー・チェン映画の影響大だと思います。
    ただ、格闘シーンでも軽口を叩く竜門剛は、ジャッキー・チェンというより、スパイダーマンのような印象。
    クライマックスの物足りなさも含めて、全体的に煮え切らない印象しかない長編アクション小説です。

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著者プロフィール

1951年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中から、アニメ、SFの企画に関わる。77年、日本初の本格的スペース・オペラ『クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機』で小説家デビュー。以後SF、格闘技、自転車など様々な分野でベストセラーを送り出している。代表作に『クラッシャージョウ』シリーズ、『ダーティペア』シリーズ、『神拳 李酔竜』シリーズ、『暗黒拳聖伝』シリーズ、『じてんしゃ日記』シリーズ(一本木蛮と共著)、『ヒルクライマー』など。07年から09年まで日本SF作家クラブ会長を務める。テニス、スキー、バイク、自転車など多彩な趣味でも知られる。40代で体重増加に伴う生活習慣病の症状に悩まされるが、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中する。その後、わずか2年で24キロもの減量に成功、体質改善にも成功した。その過程は『自転車で痩せた人』『ヒルクライマー宣言』などの著書に詳しい。今も週に200キロを越える距離を走り、レースに参戦する現役ヒルクライマーである。現在の愛車はスペシャライズドSワークス ルーべSL3 Di2仕様。

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