首都消失 (下) (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1986年11月15日発売)
3.23
  • (1)
  • (8)
  • (14)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 104
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784195781715

みんなの感想まとめ

壮大なテーマを扱いながらも、読後にさまざまな想像を掻き立てる終わり方が印象的な作品です。首都機能が突然失われた際の混乱や、それに伴う国家の危機管理について考えさせられます。特に、東西南北に広がる国土や...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • "これで、終わってしまうのか~ という印象。
    読者にその後をいろいろと想像させる終わり方。
    首都に集中した機能は効率的だが、ある日突然機能しなくなった時にはとてつもない苦労が伴う。国家の危機管理を考えている人は常にどこかにいらっしゃって何かしら考えてくれていることを願うのみ。
    東西南北に長い国家で、周りは海という珍しい国ならでは対策が必要。
    政治家にも読んでもらいたい古典的名作。"

  • 久々に読んだ小松左京のハードS.F.80年代初頭の情報テンコモリ。

  • 実は上巻の終盤辺りはやや間延びした感じを受けていました。
    下巻はそれをそのまま引きずってしまったように始まっていて、読むスピードが激減しました。
    なんでかな、と思いつつ読み進めていって「政争」を描いているからだと判りました。
    好き嫌いがあるでしょうけど、私としては政争と軍関係の駆け引きを描いているところは要らないかな、と感じました。

    これだとSFという舞台を借りた政争劇って感じで、少しもSFっぽくないくらいです。
    肝心の「雲」についてもかなりボカした感じの結論しか提示せず、さらに「雲」の中の人々の安否については全く記述せずに筆をおいているのには拍子抜けでした。
    SF小説なら描いてしかるべき部分が全く描かれていないのはホントに残念。
    思わず引き込まれる展開だった上巻。
    出来れば下巻は「雲」に挑む人々の姿を見たかった。

    それでも感心したのは、これが30年以上昔の作品だということ。
    この時点で、光ファイバー通信を利用した双方向通信やデスクトップ型パソコンなどを利用した描写は、今読んでもそれほど違和感なく読めました。
    そういった点の著者の慧眼はスゴイと思います。
    「ソ連」が騒ぎたてたり、東側諸国云々の流れは時代を感じざるを得ませんけどね(笑)

  • 何が面白いのか、今一つ分からなかった作品。

    著者の科学技術に対する見識の高さは分かったんですが、作中で出てくる最新機器等の紹介に重点を置きすぎた為に、ストーリーが発散してしまっていた感があります。SF好きな人だと、もうちょい印象は変わるんだと思います。

    登場人物にも魅力を見出だせず。残念です。

  • おもしろかったが消化不良。

  • 壮大なテーマの割にあっさり片付けられてしまって、肩すかしをくらった感じ。消化不良。氏の作品としては並かな。

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小松左京の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×