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Amazon.co.jp ・本 (194ページ) / ISBN・EAN: 9784195972199
感想・レビュー・書評
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横山やすしの漫才は キレがあり、スピードがあった。
実におもしろかった と 思い出した。
本棚にあったので 1回読んだはずだった。
再度 読み返してみたら おもしろい話は ほとんどなかった。
横山やすしの 赤裸々な自伝であり、
「負けず嫌い」の人生が、恥も外聞もなく綴られていた。
出生から 漫才に いたる過程。
そして 事件を起こして 伏龍となって 次に備える。
ここまで 踏み込んで 自分の人生を勝ち取ろうとする
姿に 横山やすしだなぁ。とさえ思った。
新人賞を獲ってからの 文章が 実にさえがある。
「勝つための一念に、それがいまやっとここに、貧乏、雪辱、忍耐、野望、すべての言葉を克服し、勝ったと言う認定書(上方漫才新人賞)がわりの賞状を受けとった時に、ごちゃ混ぜの泪が俺を襲うて来やがった。くそっ。とこらえるけれども泪がまさっていた。」125ページ
「何かをつかむまでは自分のほうが 負けている という意識の半面、負けてならじと対抗心に燃えて見たもんだが、そんときは肝心の欠点など案外と目にとまらないものである」127ページ
「父ちゃんも嘆かした、女房も嘆かした、友達も嘆かした・・が、戦争には犠牲はつきもん・・
というたからといってへんな目つきで俺を見るな、誤解をするな。いいか、この本を読んでいる人たちよ。世間のガキほど、ほどよい、体裁のエエ事いう奴はおらん。そんなガキに俺がなんで負けないかん。何のために身内を嘆かしている。
身内だけは甘えているから、世間のガキに負けられてへんのんじゃ。
勝つしかないのや、しんどい話やで、勝つということは、しかし勝つしかないのや。」135ページ
「達人ならば相手に対し、峰打ちで勝つだろうが、雑魚の侍は峰打ちでいけば自分が斬られてしまっても、つねに勝つと信じていても、結果を見届けるまでやらなければならない。
俺自身 いかなる競技に対しても雑魚の侍の精神をもちたくないので、一念発起でやったまでである。」143ページ
「学校の先生は教える義務があっても責任がない。われわれ師弟関係は 責任と言う二文字でつながっている。事なかれ主義は、敗退を意味する言葉でもある。」
「人間、他人に勝つためには、逆境に強くなければかてない。」
「歯車のあった 「意気と間」 計算された笑いを稼ぐ台本」
「勝つという二文字はつかみにくいもんであって、たいていの人は到達するまでに疲れてあきらめてしまう。勝ち負けと言って、勝つことのみが本筋ではない、やはり人間一生生きてゆくには一度や二度、負けを知ることも大切でしょう。この負けた時に勝つ準備をしなければならないし、勝つために負けたのだと他人にいえる奴ほど大物ではないだろうか。」170ページ
「根性というのは攻撃精神ではない忍耐なのである。」詳細をみるコメント0件をすべて表示
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