老荘思想入門 (徳間文庫 471-4)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195980910

感想・レビュー・書評

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  • 老荘思想について知りたくて読書。

    入門というよりは、著者のキャラが立ちすぎて老荘思想の入門にはなかっていない氣がする。

    老荘思想とは、自然に。賢者を否定し、愚者を肯定。無駄を愛し、欲まみれの人間の欲に忠実に生きる。それがいいとしている。

    もっと老荘思想を知りたくなる。

    読書時間:約1時間15分

    • だいさん
      キャラが立ちすぎて

      愚者なんでしょう
      キャラが立ちすぎて

      愚者なんでしょう
      2016/04/11
    • びあしん慶次郎さん
      だいさん、
      コメント有り難うございます。返信が遅れて申し訳ございません。

      う~ん、色々な考え方、読み方がありそうですね。
      だいさん、
      コメント有り難うございます。返信が遅れて申し訳ございません。

      う~ん、色々な考え方、読み方がありそうですね。
      2016/04/24
  • 野末陳平の本は初めて。
    老荘本は加島祥造と玄侑宗久が好きだが
    違う人のも読んでみたくて読んでみた。
    昭和っぽい、骨太な印象
    ----------------
    昔を知らない
    新しい友人を作り、
    いまの話題、明日の話題を
    話す


    「男のヘソクリ500万円」
    (10年経ってヘソクリがなくなったら
    どうするか)
    その頃は遊ぶ元気がなくなってるから
    必要なくなる

    P80
    (貧乏なのは)
    当世風じゃないだけ

    P81
    立身出世は自由の敵

    P152
    他人のために仕事しちゃつまらない。
    つねに自分のために仕事しなきゃ。
    才能なんてものは
    自分のために役だてなきゃ
    無意味

    P156
    他人には無用であれ。
    自分には有用であれ。

    P175
    (「胡蝶の夢」とは)
    人生とにかく夢なんだ。
    とう割り切ったうえで
    新しい生き方をさくるのである

    P192
    生への執着を捨て
    死を心楽しく待つ

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著者プロフィール

昭和7年静岡県生まれ。早稲田大学文学部東洋哲学科を成績優秀にて卒業。24年間の参議院議員生活ののち、大正大学教授などを務める。2002年には勲二等旭日重光章受章。往年のベストセラー『姓名判断』『ヘンな本』『頭のいい銀行利用法』『頭のいい税金の本』など輝かしい過去をもつが、現在はお気楽な独り暮らしの隠居老人。

「2018年 『あの世に持っていくにはもったいない 陳平 ここだけの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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