本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784195987001
感想・レビュー・書評
-
幼なじみの吉野芳子、その親友で彼にはじめて身体を許した佐口なお子、そして親友の姉で妖艶な魅力を放つ初江という3人の女性たちのあいだで揺れ動く、主人公の少年の恋とセックスをえがいた作品です。
主人公である「ぼく」の一人称の語り口で物語が進んでいくのですが、どうしても彼自身の自己弁明のような雰囲気をともなってしまうのが気になります。いわゆる実用目的の官能小説ではないので、性描写は控えめなものになっているのはよいのですが、若い主人公の微温的な性意識の告白につき合わされるのも、うんざりしてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示