鳴門血風記 (徳間文庫)

  • 徳間書店 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784195991916

感想・レビュー・書評

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  • 白石一郎氏といえば九州を舞台とした海洋時代物が多いのだが、この小説は珍しく四国の山中を舞台にした伝奇小説。
    悪役の小野寺喜内(登場シーンが一番多く、事実上の主人公)も主人公の筒井喬之助とその子分の小烏・大烏など、いかにも伝奇小説らしく登場人物も多彩で魅力がある。内容も秘宝の地図・飯綱使い(忍術)・貴種素性・・とネタも満載である。その割りにストーリーに大きな破綻もなく、上手くまとめられている。
    しかし、まとまりが良すぎて一味何か足らないような気がする。それが何かと言われると、何とも答えようが無いのだけれど。

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

白石一郎の作品

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