小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.71
  • (31)
  • (25)
  • (64)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 292
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784196695561

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 天空の城ラピュタ。
    それはパズーのお父さんが見た空に浮いている島。パズーはお父さんから、今は誰も住んでいない宮殿に、たくさんの財宝が眠っている伝説の島だと聞いています。そして、その空の宮殿を誰にも信じてもらえずに、詐欺師扱いされて死んでしまったお父さんのためにもパズーは、ラピュタを自分がいつか見つけるんだと強く願っています。そんなところへ空から降ってきた女の子、シータ。軍や海賊に追いかけられるシータを守りながら、パズーはラピュタの謎へ近づいていきます。

    シータはラピュタ人だけが作り得た「飛行石」を持つラピュタ姓の女の子。そんなシータにとって、ラピュタはパズーのようにワクワクさせる島には思えないのです。人の手で作り出された石で浮く島が、はたして、伝説の楽園なんだろうか…と。

    本作は、ほとんどの方がご存知のジブリ映画「天空の城ラピュタ」のノベライズ版です。
    さてさて、前編は軍とともに旅立ったシータを追いかけるために、パズーが海賊であるドーラおばさん一家と共にフラップターに乗って空へ飛び立つところで終わります。ドーラおばさん、憎めないお人柄です。彼女のダンナさんはさらってきた?天才科学者さんだったんですね。海賊稼業のための飛行船タイガーモス号やフラップターは亡くなったダンナさんの遺したもの。この2人とっても仲良かったんじゃないでしょうか。子どもたちと共に賑やかな家庭だったことでしょう。

    とにもかくにも、パズーはかっこいいです。今はまだまだ真っ直ぐな気持ちを持っただけのちっほけな少年だと思うのだけれど、これからシータを助けるためにドーラおばさんたちとの大冒険を経て、そしてラピュタの姿とその運命を見届けることによって、ぐんぐんと成長していくのでしょう。男の子って、ふと気づけば眩しくなってるものですよね。

    シータが、自分のせいで、パズーをひどい目に合わせてしまって…と謝ったときの彼の答え!
    「ううん、君がね、空から降りてきたとき、胸がドキドキしたんだ。きっとすてきなことがはじまったんだって」
    もう、何て可愛い子だ!お母さんの代わりにおばさんがギューッと抱きしめたくなりますよ。こんな素直でキラキラした言葉がすっと出てくる男の子、もう応援するしかないでしょう。頑張れ!パズー!

  • 相当以前に読みましたがアニメの筋に概ね忠実なためある程度小説の内容も覚えています。やはりアニメ版の方が印象が鮮やかなのですが、小説ならではの原作アニメ版より多少、パズーやシータの心情が詳しめに描かれている箇所も極わずかながら存在します。個人的にはもう少しロマンチックに、かつ戦闘や脱出行などは派手に仔細に描いてくれるとよりアニメーション作品のノベライズ、エンターテイメント小説として盛り上がったのかなと感じています。やや筆致が淡々と進む印象でした。

  • 大好きな映画の小説版。
    イメージ通り、映画にはないエピソードも盛り込まれてて、描写も細かい。ファンも、ファンじゃない人も、楽しめる作品

  • 声が脳内再生される。
    余裕でされる。
    そして、全てが映像とともに頭の中を駆け巡る!
    文字にしても色あせず、変わらず、全てがジブリ!と思える作品だなぁと感動。
    難しい表現を使っていないため読みやすく、とてもオススメ。
    前編と後編の2部構成。

  • 20171121読了。

  • ラピュタの小説があるのに驚き読了。映画で描かれていない所もこちらでは書かれていて映画で話を知っていても面白い!ボブじいさんの行動の訳、炭鉱の現状の他、ドーラの豪気な考動の裏には緻密な計算や揺れる心が隠されて、彼女が更に好きになりました。ラピュタの映画が好きなら是非読んでみてほしい一冊。面白い。

  • 私は映像で見るラピュタの方が好きでした。

  • これもネットで小説があると聞いて。
    映画だと省かれたシーンや説明が詳しく書かれており、これを読んだあとに映画を見るとまた違った視点で楽しめるのがいいです。

  • あのアニメ天空の城ラピュタのノベライズ版。
    アニメの最初のシーンからシータを助けに行く手前まで。

    アニメでは飛空艇をドーラが襲う所から始まるけど、この小説はその前のシーンから描かれていて、ちょっと新鮮だった。
    原作を忠実に再現しているのでファンなら読むべき1冊であるが、忠実に再現しすぎているともいえるんでそういった意味では新鮮味がないかも。

  • いつのまにか、ウチにあった小説版。
    コレから冒険が起きるんだ!というワクワク感を感じつつ、それまでのパズーの日常も垣間見れて面白かった。
    「四十秒で仕度しな!」はキャッチーだよなぁ。

全38件中 1 - 10件を表示

亀岡修の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
梨木 香歩
東野 圭吾
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)に関連するまとめ

小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする