蒼き流星SPTレイズナー 刻印2000 (アニメージュ文庫)

  • 徳間書店 (1987年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784196695608

感想・レビュー・書評

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  •  打ち切りの憂き目にあった秀作アニメ「蒼き流星SPTレイズナー」(監督高橋良輔)。いわゆるリアルロボット作品の最後期の作に位置づけられるが、この打ち切りという現実が、同ジャンルの冬の時代到来を象徴していたかの感がある。

     本作品は、打ち切り部分の一部を端折り、製作者の怨念ともいうべき執念で完結させたOVA「刻印2000」のノベライズ。

     正直、シリーズ第2部のエイジはキャラクターとして光があたらず、本ノベライズでその一端が知れるのみだが、この点は受け手の創造を働かせてもよいか、と感じている。

     エリザベスと何かあったらしい模様と、アンナに対する気持ちの高ぶりがそれ。

  • 結構前に古本屋で100円で買っていたものです。
    80年代に放映されていたアニメのノベライズ。
    「ウインダリア」が好きだった頃に、古本屋でアニメ誌を買い漁ったんですが、
    同時期だったようでこの「レイズナー」の記事が結構
    載っていて、気になっていたアニメでした。
    アニメそのものはYouTubeとかでしか見たことないけど。

    設定・物語ともに今見ても衝撃的。

    地球人と宇宙人の不幸な出会い、まではそこそこあると思うんですが、
    宇宙人に地球人は敗れ、最後はわかりあうのでも敵を倒すのでもなく、
    強制的に二者の通じる道を分断するというラスト、
    極めつけに主人公は二者のハーフ(しかも敵側育ち)という。

    序盤ははしょられてますが、ヒロインの地球人の女の子が語り部なのは、
    感情移入しやすくするためなんでしょうね。

    1996年~1999年が舞台ですが、
    既に火星にも進出(子供が旅立てる程度まで)をしながら、
    米ソの冷戦は続いているという、80年代らしい未来予想。
    火星は2010年に10年後を想像してもまだ難しそうに思えますが、
    80年代半ば当時は冷戦終結は到底考えられなかったというのは
    今考えても凄いですね。
    (これからわずか数年後に冷戦終結するという意味で)

    ちなみに本来想定されていたラストは、このような理不尽さを残すものでは
    なかったようで、本来のラストも公開は一応されていたようです。

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