- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784197200269
感想・レビュー・書評
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「もののけ姫 ロマンアルバム」アニメージュ編集部
ジブリ映画ガイドブック。特になし。
徳間書店のロマンアルバムシリーズ。
第20回さいたま読書会課題図書。
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屋久島、佐賀などを舞台とした作品です。
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構想ノート、というべきか。こういう本大好き。定価で購入してもぜんぜん後悔しない。
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奥付:1997/11/1 1刷
美しく命を持つ背景画が大きく載せられてるのがいい。
また、色彩設計保田道世さんはけっこう有名だと思うが、そのアシスタントの色指定担当の3人にもインタビューがあって、こういう視点が好き。
・『もののけ姫』は影がはっきりしてメリハリのある画面。激しい作品だから、色も激しくしないと釣り合いがとれなくなる。これが、優しい感じで影をつけると、ずいぶん感じが変わってくるから、作品の内容に色彩が負けてしまう。
松田洋治氏のインタビューが興味深い。
・舞台では、声をつぶさないよう腹筋でフォローして、離れた観客席に届くよう、はっきりと発音する。だがそうするとどこか“生”じゃない部分もある。監督が求めているのはそういう作られた声ではないはずと判断。のどに負担がかかっても仕方がないと、発生法を変えた。
・“大変だった”部分は、アシタカが「王になるための教育を受けた少年である」こと。
音響監督の若林さんは、たったの33歳でこの錚々たるメンバーの中で仕事してたんだなぁ…すごいや。
編集の瀬山さん。
・アシタカがカヤと別れて、旅立っていくシーンなんて、全然残していないでしょう。あそこで気がついた。いつもなら、カットを変えて、カヤがアシタカを見送ったりするだろうに、スッと別れていってしまう。そういうシーンが映画の中にたくさんあったんです。だからこの作品では、そういう人間の感情をじっくりとは追わない、あとに引きずらないような編集をしました。それよりも、もっと大きなもの、自然界の大きさとか畏敬の念、大きな時間の流れと言ったものを描くことが今回の命題でしたからね。
・山犬が“遅い、乗れ”と言ってアシタカが背に飛び乗って岩の上にジャンプするカットは、音作業も終わった後に切った。編集の時に何コマか切ったが、もっと切っておくべきだった。音作業が終わった段階で切るのがたいへんなことは分かっていた。だめかもしれないと思ったが、最終的には監督の判断で切ることになった。 -
私がジブリの本の中で一番最初に購入した本。すべてがこれが始まり。この本は千と千尋が公開される直前、近くのショッピングセンターで「千と千尋の神隠し展」というのが開かれた。そこに足を運んだ際、最後のほうでジブリグッズが販売されていた。父が何か購入してやると言ったので買ってもらったのがこの本だ。宮崎さんをはじめ、声優さんたちやスタッフのインタビュー、もののけ姫にでてくるキャラや品物の説明などがあり、わたしがもののけ姫という映画を理解するのにおおいに役に立った。
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ジブリファンとしては!