風の谷のナウシカ 2 (アニメージュコミックスワイド判)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784197735822

感想・レビュー・書評

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  • 引き続き、血なまぐさい描写が続く。以下断片的なメモ。

    アスベルが映画版より戦闘力が高くて良い。映画版でいい子だったのは確かだけれど、マンガ版の世界ではユパと戦う「ふり」ができるくらい刀を振るえる。

    僧正、瘴気マスクがイモータン・ジョーだな! そして部族とナウシカのために身体を張るわけだけれど、これは部族が自分の子供のようなものだからできるということ? 科学的には退行した世界が舞台だから、典型的な英雄物語みたいにすっと受け止めてしまったけれど、組織のトップが構成員のために自分から犠牲になるって現実の世界であったんだろうか。あったんですかね。歴史の知識がなさ過ぎてわからない。「こいつらは俺がいないとダメだ、代わりに○○を差し出そう」みたいにやってたんじゃないの。

    クシャナはどのコマでもかっこいいです。

  • 本当に全然違う、面白い

  • 改めて感じるが、宮崎駿、相当歴史に詳しい。
    そうでなければこれほどまでの物語を自分の声で語ることはできない。
    これはスターウォーズのジョージ・ルーカスにも共通して言える。
    マンガという形でも一応の完結を見ることができる僥倖に多謝。

  • アスベルは和み系

  •  この巻の途中までがアニメ化されている。アニメ化以降の物語に入り,不穏さが増していく。物語は複雑で難しそうだ。ナウシカの父ジルが亡くなり,ナウシカは風の谷の従者たちを谷に返して一人でクシャナと共に出発する。ユパは土鬼と蟲使いの関係に疑問を抱き蟲使いの船に乗り込む。「その者青き衣をまといて金色の野におりたつべし 失われた大地との絆をむすばん」土鬼の僧正さまの壮絶な言葉。

  • 大人になり、こんなに深い話しだったのかとびっくりした。

  • 「ぺジテ市のアスベルとともに、腐海から脱出したナウシカ。
    その頃トルメキア戦役が勃発し、ナウシカは古い盟約によってトルメキア第三皇女クシャナ軍に従軍する…。映画では語られなかったその後のナウシカの物語がここから始まる!」

  • 天才の世界観の1%でも理解できたら良いのかなと思った。壮大だ。
    どうやって子どもの王蟲を捕まえたのかが謎であったが、この巻の終盤で、王蟲を養殖してたことがわかる。
    あと、映画ではナウシカは王蟲軍団に撥ねられ見た目即死状態になるがそうはならずに漫画では火傷で終わり、さらに王蟲に治してもらえる。
    ユパ様を助ける名目で王蟲の養殖槽を割るアスベルかっこいい。
    ナウシカは風の谷で信頼されていて、おじさま達にも色んなものを受け取って戦いに向かっていく。
    何回も読まないとわからない。

  • 図書館でナウシカのフィルムコミックをめくってみたとき、アスベルが映画版にもいたことにびっくりした。うろ覚えどころかほとんど忘れていることを思い知ったので、2巻を読み進める途中で映画版を観た。
    2巻の中盤までで、映画版の要素は巨神兵を除いてほぼ消化する。
    構成が違うことは聞き知っていたけど、構成どころの話ではない。そもそも映画は原作完結の10年も前に作られたものだということを知った。

    アスベルもクシャナもとてもよい。ケチャもここから終わりまで一緒なのかな。

    アスベル『戦場がいつも 自分の国の外に あると思うのは まちがいだ』
    クシャナ『そなたたちの無念忘れぬぞ うけとれ たむけだ!』

  • あの名シーンが登場。

    人間の醜い戦争のために、なんの罪もない王蟲の子どもを瀕死の状態にして、王蟲の怒りを利用する。
    言葉がない。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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