三日月とネコ 1 (トクマコミックス echoes)

  • 徳間書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784197806324

作品紹介・あらすじ

恋人でも家族でもない、猫好き男女3人暮らし。
書店で働く40代お一人様女性の灯(あかり)は、30代女医の鹿乃子(かのこ)、20代のインテリアショップ勤務の男性・仁(じん)、みんなの愛猫のミカヅキと仲良く暮らしている。熊本でごく普通の人生を歩んできた灯にとって、人生で一番【普通ではない生活】をしているものの、その生活はとても楽しくて……。三日月の様に満ちていく途中の、迷えるオトナ3人といとしい猫の共同生活物語。

感想・レビュー・書評

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  • 20代男子、30代女子、40代女子…。
    生い立ちも境遇も違う男女(とネコ)の共同生活。
    自分の今、これから…それぞれに思うことはあるけれど、
    それぞれを受け止め合い、敬意を持ちながら
    ともに歩んでいく日々。いいなこの距離感。
    こんな仲間や生活に憧れ、そんな風に思う自分に
    少し疲れてるのかなぁと感じます(^^;。
    『おいしいかおり』から、絵の魅力も物語も
    さらに一歩進んだウオズミさん作品、イイです♪。

  • 街の様子がリアル。長崎書店、籠町通り。住んでる街が出てくると嬉しい。アホですなぁ。

  • 震災後の生活、他者と自分を大切にすることではじめて実現できる“つながり”、考えさせられる。究極のファンタジーなのかもしらんが、身近なところから現実にするための努力をしたくなるようなおはなし。
    主要キャラ3人のファッションがとても素敵なところもポイント高い!

  • 作者さん、ひとりひとねこの方だったのか。
    どうりで好きなタイプ。
    一緒に暮らす3人の男女とミカヅキという猫。
    性的嗜好に色々あっても、お互いをそうある人と受け入れて
    いるから、あんなふうにゆったりと暮らせるのだろうな。
    灯が、自分で言うのはよくても、人からおばさんと言われ
    たくないというの、よくわかるわー。
    ミカヅキは満ちてる途中、という台詞が好き。
    織田裕二さんの、「なんにも持たない手にはなんでも持てる」
    というのと、ちょっとつながる気がする。

  • 201902/

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著者プロフィール

熊本市在住、調理師免許を持つ漫画家。これまでにスパイスとハーブをテーマに女性同士の同棲生活を描いた『おいしいかおり』(マッグガーデン刊)、熊本地震での女性2人猫1匹の被災生活を描いたコミックエッセイ『ひさいめし~熊本より~』の単行本が刊行されており、今作『三日月とネコ』も含めて全て熊本市を舞台に物語を描いている。現在は「ねこぱんち」「ひとりごはん」(少年画報社刊)などで定期的に作品を発表しており、料理と猫の描写に定評のある、注目の作家である。

「2019年 『三日月とネコ ①』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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