ハーメルンに哭く笛 (トクマ・ノベルズ)

著者 :
  • 徳間書店
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198504182

感想・レビュー・書評

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  • 様々な要素が入り乱れすぎて、結局どのエピソードにも夢中になれず。
    長い。まさに冗長。

    サーカスの見世物の化け物と、子供たちの大量殺害という要素はぞくぞくするものだったのに……
    残念。

  • グロテスクで耽美で本格ミステリー。
    オカルトな情報はぴかいちですね。
    ストーリーは文句なしです。
    ただキャラクターに魅力がないのが残念。
    探偵役の朱雀の登場が遅いことと、登場しても盲目だけどすごい探偵!っていう設定がいまいち伝わらない。主人公も冴えない。周りの登場人物も冴えない。

  • 既出であるが、島田荘司作「暗闇坂〜」を彷彿とさせる。結構面白かったがこの人の作品はグロいのが苦手な人は止めた方がいいと思う。
    しかし此れ以降、どうにもシリーズを通して左くさい気配が濃厚になっていくなと思うのは気の所為だろうか。そういうところは少々感心できない。

  • 時代背景の説明で眠くなる・・・・。
    何度落ちたか。でも何故か続きが気になって読む。

    日本もこんなに歪んだ時代がつい最近まであったんだなぁとチョット怖い。

    最後の朱雀さんのオチ?は良かった

  • 時代背景といい、お話の雰囲気といい
    とっても好きな感じでした。

    ハーメルンに対しての朱雀の考察も
    『成る程な』と思えるし、
    関東大震災でのお話も考えさせられました。

    お話自体は荒唐無稽な印象を感じるトコロもありましたが
    時代背景がそれすら有り得るよぅな雰囲気を醸し出してくれてます。
    今まで読んだ藤木稟作品の中で
    一番のお気に入り作品です。

  • どうやって収束させるのか不安でしたが、重い内容ながらハーメルンの笛吹き男やタロットの話が興味深かった。
    集団心理が間違った方向に向かえば簡単に狂気に変貌するってことが恐ろしかった。

  • 上野下町界隈から、児童30名が忽然と姿を消した。
    帝都に暗躍するハーメルンの笛吹き男の仕業なのか!?
    息子の命日に必ず現れる笛吹き男の目撃談を田中という男から聞かされた刑事の馬場は、その田中の家を訪れた時に自身も笛吹き男を目撃する。
    一方、新聞記者の柏木はサーカスで異様なシャム双生児に出会う。
    一体この生き物は!?
    軍の研究所の発火とその研究者の失踪。街にあふれる笛吹き男。
    一体この国では何が起きているのか!?

    藤木さん、二冊目です。
    今回はハーメルンの笛吹き男をモチーフに、当時の日本人と日本国の抱える矛盾点を浮き彫りにしています。

    謎はとても魅力的。
    暗躍する笛吹き男に高い木の上に座らされた両足のない死体。消えた児童と研究所員に摩訶不思議な生き物。
    乱歩顔負けのおどろおどろしさで、わくわくして読みました。
    ラストも、このままだとなんとも嫌な後味でしたが最後に一つの希望が見られ、とても救われました。

    ただ謎解きが。。。
    探偵役が盲目なので、安楽椅子探偵になるのは仕方ないのですが、こうなにもかも見透かされているとやや興ざめ。
    専門知識がないと真相を見破ることができないというのも面白くなかったです。
    伏線はきれいにまとめられているのですが、「すっきりした!」という感じはあまりもてませんでした。

    それでも怪しい世界を堪能しました。乱歩と京極堂がお好きな方は読んでみてもいいのでは。

  • 昭和10年。児童30名が突然姿を消し、遺体で発見される。事件の陰にハーメルンの笛吹き男が登場し。。

    関東大震災と731部隊が出てきたりで、この時代の軍部の話もなかなかおもしろい。
    ハーメルンの説には異論はあるのだけれど、朱雀に言われるとなるほどなぁと。

  • 朱雀シリーズ。

  • 雨の日の夜にいかが?<BR>
    すっごい凶悪。超グロテスク。怖い。単純に怖い。<BR>
    文句なしの大どんでん返し。トリックに対して微妙につっこみたくないわけでもないですが、おどろおどろしい雰囲気お腹いっぱいです。

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プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に『バチカン奇跡調査官』シリーズ、『陰陽師 鬼一法眼』シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2018年 『バチカン奇跡調査官 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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