銀扇座事件 (下) (トクマ・ノベルズ)

  • 徳間書店 (1999年5月1日発売)
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198504540

感想・レビュー・書評

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  • 上巻のオワリには、どうなるかと思ったが、本書を読んで納得。
    しかし、最後の最後がイマイチだったので、★3つだな。

  • 野上の元に届けられた小説。内容は野上や俊介たち実在の人物が巻き込まれた殺人事件。
    小説と同じく復帰公演を前にした女優・百嶋美也子から護衛の依頼が。関係者は小説と同じだが、大きく違う美也子。20年前に行われた公演が事件を解く鍵があると考え調べ始めた野上。しかし、稽古中に小説と同じ惨劇が…。

    上下巻。上巻の違和感が下巻で解明。展開は割と面白かったけど、ちょと微妙な謎もあったりした。

  • あまりに上が衝撃的結末だったので読むのが怖かったんですが、なるほど。そりゃ違うわな。いつもの皆で安心しました。ボリュームたっぷり今までのシリーズで一番面白かった。やっぱりカラクリ仕掛けなんてないほうがよっぽどいいね。
    あの女優は上のがよっぽど素敵だったけど。下巻のがある意味では人間らしいな。

  • 狩野俊介シリーズ

    野上宛に届けられた謎の原稿。中垣弁護士事務の封筒から中垣弁護士に接触を図る。小説とは違う百嶋の正体。銀扇座の過去公演。赤木優子の焼死事件と脅迫との関係。殺害された泉子の正体。小説通りに殺害された水越。百嶋の元夫の正体。

     2010年4月23日読了

  • 2009年7月

  • 2004年10月17日読了

  • 下巻を読んでびっくりしました・・・

    まさか上巻、すべて原稿・フィクションだったなんて((((゚д゚;))))




    上巻ラストで本気で泣いた私としては、安心したような…まんまとだまされてショックなような・・・(ー□ー;
    安心2割、ショック8割ですわ。


    確かにおかしいと思ったんだよな、上巻読み終わった後に
    「なんで下巻があるのかな??」
    ってさ!!!!
    そこで気が付けばよかった( ;´・ω・`)



    上巻と照らし合わせながら読むとさらに面白い!!

    太田作品はやっぱりクオリティ高い!!!
    いい意味で裏切られました、オススメです(*^^)v

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著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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