快楽殿

  • 徳間書店 (2001年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198505462

みんなの感想まとめ

刺激的なタイトルとは裏腹に、実際には深いサスペンスミステリーが展開される作品です。物語は古本屋を舞台に、数冊しか存在しない雑誌を巡る人々の情熱と執念を描いています。特に、白人女性の失踪という要素が絡み...

感想・レビュー・書評

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  •  非常に刺激的なタイトルだし、それだけを見ると非常にいい加減な物語のような印象を持つけど、実はとてもいい感じのサスペンスミステリだった。
     数冊しか存在しない雑誌を探す古本屋って言うのはおもしろいが、それがSMを含む刺激的なもので、なおかつ白人女性の失踪とか物語を追っていくと、そういう方面の盛り上がっていきそうな雰囲気はすごい。正直、そういう要素をちらちら見せることがセールスポイントになっていく、と言う計算はあるかもしれない。
     でも、そういうことを差し引いてもいい本だと思う。詰め込んでいるネタがほんのサイズからあふれ出していて、もっと「巨匠」が同じプロットを思いついたなら2倍のサイズの本にしたんじゃないかな、っていう悔しさはある。ホント、久しぶりに時間を忘れて読みふけった本だけに、なんか逆に物足りない感じがして悔しい。
    2006/4/21

  • 古書ミステリというかサスペンスというか。とにかく本に対してのものすごい情熱を燃やす人たちのお話。
    私も本は好きだし集めるのも好きだけど、ビブリオマニアとまではいかないので、ちょっとこういう執念は理解できなかった。集めたい思いは分かるけれど、自分のコレクションを消し去りたいってのはなあ。しかし本を見ればその人が分かるというのは確かにそう言う……。あ、私やばいわ(笑)。

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著者プロフィール

奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』
で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミ
ステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品
を精力的に発表し、代表作に『日本橋物語』(全10巻)、『箱館奉行所始末』(全5巻)『時雨橋あじさい亭』(全3巻)ともに小社刊。

「2022年 『満天の星 柳橋ものがたり9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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