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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198506780
みんなの感想まとめ
テーマは和テイストのファンタジーで、日本神話を背景にした物語が展開されます。デビュー作とは思えないほど丁寧に作り込まれた設定やキャラクター描写が魅力的ですが、一部のキャラクターには親しみを持ちにくいと...
感想・レビュー・書評
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すっかり和製ファンタジー漬けに(笑)。
これがデビュー作かー。すごいですねえ。
それにしても、主人公に全く親しみが持てなくて困りました(笑)。どうもよく分からんあの性格。
チャキチャキしてて気が強くて無鉄砲で…と一貫はしてるんだけど、そのくせどうにも掴みがたくてどうにも魅力を感じない…
情が厚いのかというとそうでもなくて結構酷いんですよね。なんていうか、まだ子供だということを差し引いてもそこここに見える自分本位さが何とも言い難い。
稚羽矢をかばってるのかというと案外そうでもなかったり…自分が引っ張り込んだくせになあ、と思って仕方なかったです。
「明星だけが、私を、なんのためらいもなく好きになってくれたのだ」て言う稚羽矢が切ないですよ。稚羽矢を道具としか思ってない、とみんなに怒っていたけど、こういうの見ると狭也も結局は稚羽矢をさして理解しようとはしてないよね、と思うのですが。
最後までよく分からん人でした。
逆に稚羽矢はいいですよ!なんか、要所要所でぼさーっとした的を射ない(笑)会話が大好き。
しかしどうも全体に描写がはっきりしないんですよね。特に戦闘(ていうのかな?)シーンとか。
大蛇の目覚めるとことかもそうだし、そのほかの普通の時間の移り変わりがよく分からなくてもったいないです。文章の量は多いんだけどもったいぶった書き方というか、思わせぶりでメリハリがない。なので伊吹王が命を賭けて稚羽矢を止めに行くシーンも、ほんとならもっと盛り上がるのにー!と地団駄踏んで読みました。
気付いたらもう終わっててあれ?ていう場面が多いんですよ。もったいなーい!!
稚羽矢が徐々に目覚めていくのももっとじっくり書いて欲しかったなあ。姉弟弟の対決もなんだかあっさりしてたし…
稚羽矢贔屓(笑)としては物足りない気分がてんこ盛りです。 -
和テイストなファンタジーってありそうでないし、日本神話がモチーフなため、洋書のファンタジーより好きかな。
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YouTubeのおすすめ本を見て手に取りました。
学生さん向けの内容だからか40代の私には面白味がわからなかった。 -
当時の知り合いがオススメしてきた本
ファンタジー好みじゃない…
すまん… -
何度読んだかわからないが、久しぶりに再読。やはり面白い。
日本の神話をベースにした和製ファンタジー。個人的には現代和製ファンタジーの草分け的な存在だと思っている。題材が現代でないので、時がたっても面白く読めるのはいいところだと思う。 -
佐竹美保さんの挿絵で☆をプラス1。
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奈津女の死の扱いが軽いのが気にかかった
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勾玉3部作、1作目。
日本の神話をモチーフとした作品で、入りやすかった。 -
長らく読まなくては~と思っていた作品。
遅ればせながらの荻原規子デビュー。
なんと荻原さんもこの作品でデビューだった。
偶然。
最初、世界を掴めずに読みながら混乱したのだけれども、人と場所の関係性が自分の中に整理されてからは読みやすく、後半は一気に加速して読めた。
古事記を知らずとも、楽しめる古代日本ファンタジー。
輝と闇の神が最後にくだした決断とは?
狭也と稚羽矢の運命は?
狭也(さや) 羽柴の村娘だが本当は闇(くら)の世界の巫女、水の乙女。闇の女神の娘でもある。
狭由良姫(さゆらひめ)入水して亡くなる
闇(くら)
岩姫
鳥彦
開都王(あきつのおおきみ)
伊吹王(いぶきのおおきみ)
科戸王(しなどのおおきみ)
奈津女(なつめ)
輝(かぐ)
稚羽矢(ちはや)
照日王(てるひのおおきみ)姉
月代王(つきよのおおきみ)弟
変若(おち)
P216「なぜ木や草のように暮らせないのかしら。時がくれば、花はだれのためでもなく咲くし、木の実は争うことなど知らないで実るわ。あたしたちも、そのように生きたっていいのに」
P240「だけど、いつまでもどこへもたどりつかないというのに、何をすればいいのだ?」
P342豊葦原の生命は、めぐりめぐって時とともに歩むものです。そのため母が必要なのです。産み育て、いつくしむ者が。時をさかのぼらせたり、とどめたりすることはできません。子どもたちがみな生命を失ってしまいます。 -
久しぶりに再読。
ふと、そういえば初読時それほど稚羽矢が好きじゃなかったな、と思い出した。何度か再読するうちにあまり気にしなくなっていたのだけど、今回読んで、やっぱり好きになれないと思った。最後まで、狭也のことを放ったままな感じが嫌なのかなぁ。
携帯に便利なノベルス版だけど、ハードカヴァーのほうが読みやすくて好き。 -
古事記や日本書紀といった古代を舞台にしたファンタジーですが、これが児童書だとしたら、私は果たして理解できていたかどうか。
今は少しばかりその背景となるものを知ったせいで、これは物語としても古代に触れるものとしても楽しめました。
こういうのを読むと、もう一度きちんと古代を勉強したいと思わされます。 -
輝と闇。陰と陽。相反するものが惹かれあう物語。
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最近懐かしくなって、中学生時代に読んだファンタジーを再読している。
「空色勾玉」は、ダイアナ・W・ジョーンズの「魔法使いハウルと動く城」や「クレストマンシー」シリーズにハマっていた当時、佐竹美保さんの美しい挿絵に惹かれて手に取った覚えがある。
当時はいまいちわからなかった描写や神話の背景が読み取れるようになっていて、「大人になったなあ・・・」と一人しみじみしてみた。
とまあ、内容については触れていないレビューだが、相変わらず読みやすく引きこまれる内容で、とてもデビュー作とは思えない、すてきな作品だと思う。この作品と作者が埋もれなくて本当に良かった。 -
RDG、西の善き魔女と読んできたが、デビュー作というのは鮮烈!書きたいことが溢れ出ているんだろうな。3作とも「姫物語」で、それぞれ性格の違う姫とはいえ、一貫性…裏返せばお決まりの展開と、終わり方なのだが、何というか力がある。古事記・日本書紀を読んでみたいのだけど、何を読めば挫折しない?
著者プロフィール
荻原規子の作品
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