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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198506834
みんなの感想まとめ
日本神話を背景にした物語が展開され、緻密なストーリーと魅力的なキャラクターたちが織りなすドラマが読みごたえを感じさせます。特に、一途で真っ直ぐな主人公たちが運命に翻弄されながらも立ち向かう姿は、読者の...
感想・レビュー・書評
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シリーズ一作目『空色勾玉』同様、日本神話をモチーフとして、大変良く練られた作品で読みごたえがあります。
ただ、この作者の女主人公の描き方がどうしてもしっくり来ないため☆4つ。私は少女向け小説の女主人公に、現実世界におけるステレオタイプの「女」を越えた像を期待していたため、「女」を強く意識し次第に枠組みに嵌っていく構図を取る主人公への違和感から作品に没入できなかった。あくまで筆者の好みの問題ですが(少女小説に求めるものが間違っている気は薄々…)
↑かっこいい女主人公が好き、という方なら『十二国記』『守り人シリーズ』を強くお勧めします。恋愛模様が見たいなら、『勾玉シリーズ』は十分に応えてくれる良質な作品だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勾玉3部作で一番長く、一番好きな作品。
一途で真っ直ぐな遠子と運命に翻弄される小倶那、軽妙だが優しい菅流。魅力溢れるキャラクターと神話を下敷きにしたストーリー。最近古事記に関する本を読んだばかりで、設定のベースとなっている神話がわかるので、さらに楽しめる。 -
勾玉三部作、二作目。小学生のころに出会ってから、何十回と読み返してきたお気に入りの小説です。上下巻で完結しているので、シリーズの前後の繋がりを気にせず楽しめます。古事記に登場するヤマトタケルがモチーフの和風ファンタジーなのですが、もちろん、元のお話を知らなくっても大丈夫。
本作の主人公は二人います。
一人は幼子の時に川を流れてきた血縁知らず、弱虫で泣き虫な小倶那。
もう一人は里長の娘で、男勝りでじゃじゃ馬なヒロインの遠子。
二人は同じ家で双子のように育ちますが、ある日、大きな転機と初めての別れを迎えます。「また会おう」と約束を交わし、それを果たそうと奮闘する物語……なのですが、果たすまでの紆余曲折たるや。波乱万丈です。
小倶那には己の生まれにまつわる苦難が降り注ぎ、遠子は秘宝を探し求める大冒険へ出ることになります。
彼らだけでなく、出会う人々にもそれぞれのドラマがあり、中でも切ない恋愛模様には何度も涙しました。
そして、譲れない思いを胸に、様々な戦いに挑む姿が本当にかっこいいのです。
小倶那と遠子は再び会えるのか。会えたとして、月日とともに変わりすぎてしまった二人は昔のような関係に戻れるのか。結末を知っていても、多彩なストーリーにいつも心を動かされます。読み返すたび、下巻まで一気に駆け抜けてしまう作品です。
図書館スタッフ(学園前):けんじ
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帝塚山大学図書館OPAC
http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2110005968 -
運命に翻弄されつつも、立ち向かう主人公達。先が先が気になる上巻。
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勾玉3部作のなかで、白鳥異伝が一番好きです。
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勾玉三部作二つ目。ヤマトタケル伝説が下敷き。
幼馴染設定で一番萌えた作品。個人的には菅流が一番好きです。
児童書だけど侮れない。
上下巻。 -
2011/12
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勾玉三部作の2作目の前半。
他の人たち、レビューに後半の感想も書いちゃイヤ~(涙)
前作の空色勾玉の時代から数百年後くらい?
主人公が育った地、三野は、岐阜の美濃のことかなぁ。
さ、さ、あれこれ見たりせずに、後半へGO! -
これは面白い!! 少々、少女マンガチックなところが気にならないではないけれど(この本の挿絵が・・・・ということではなく、筋運びが・・・・です)、ファンタジーと言えば英国物という先入観にも近いものを持っている KiKi にとっては「よくぞ日本神話をベースにこんな作品を書いていただきました!!」という想いを抱かせるに十分な面白さです。 そして何よりも嬉しいのがさすが国文学を学んだ方が書いた日本神話ベースの物語であるだけに、美しい古代の日本語を彷彿とさせる名詞の数々に出会えることです。
上記の引用文に含まれる国名しかり、巫女やヒロインの名前しかり・・・・。 現代の私たちにも決して馴染みがないわけではない「音」に当てられる文字が物珍しくもあり、想像力をかきたてられもし、石とコンクリートの文化がすっかり定着したこの国のもともとの姿に想いを馳せることができるように感じます。 それが「ストーリーの追いかけにくさ」と表裏一体になっているのが日本神話の残念なところなんですけどね~(笑)
(全文はブログにて) -
2011年8月27日読了
空色勾玉より数百年の後の話…になるのかな?
結局は大蛇の剣は厄介な物なんだなーという印象。小倶那ってつまりは稚羽矢と同じ存在と見ていいんだろうか…?気になる。
空色勾玉とは違い、遠子と小倶那の関係が細かく序盤に描かれているのが良かった。この2人の描写が、運命に翻弄される2人の基盤になっていくのだと思う。
2人の再会はかなり先の模様なので、それまでの間に2人がさらに同成長していくのかが見もの。
大碓皇子と明姫の関係はすごくよくわかるんだけど、なんかちょっとわがままっぽくて嫌。2人の情熱って言うのが妙に平行線な気がして、イマイチ応援しようという気にならないのはなぜだろう。
結局は大碓皇子も小倶那にとって大王と同じ存在だったのかと思うと残念でならない。彼なら少しくらいは小倶那のことを分かってくれると思ってたのに。怒りは最もだけど、話を聞くぐらいしてくれると思ってた。
で、大碓皇子の死を悟った明姫の行動を見る限り、この2人が気に入らなかった理由がなんとなくわかった。明姫は悟りすぎてるんだな…結局は巫女としての自分も捨て切れてないっぽい。
とにかく小倶那の話が周りに一切受け入れられないのが辛かった。
小倶那を尊重するくせに、大碓皇子・百襲姫・大王…誰も小倶那の意見を聞かず、ただひたすら小倶那に自分の意見を押し付けているだけで。嫌と言ってもきいてもらえない、もしくは論破されちゃうのもな……すごく可哀想だ。
それに比べて遠子は、諭されても自力で切り開いていく子なので何も心配いらな過ぎて…(笑)
上巻は主に小倶那の成長の物語だったので、下巻は遠子の旅路の物語になるのかな。 -
「空色勾玉」から何百年か経った後かな?
前半部分が特に好き。
遠子と小倶那が子供らしくはしゃぐ様子がいきいきと伝わってきて、なごむ。
特にほっぺを膨らませた遠子を持て余す小倶那という光景が凄く可愛い。
明姉さまは強いとは思うけど共感はできないなぁ……。
妹である象子のが好き。今でいうツンデレだ -
イケメンの行く末が気になる。
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勾玉三部作の二作目
ヤマトタケル神話ベースの和ファンタジー
一作目での輝と闇の設定も生きていて繋げて読むととても面白いです。
こちらも主人公の女の子とその幼なじみの男の子との関係が軸になっているので女の子向けだと思います。
主人公の女の子と幼なじみの男の子
と割とよく見かける設定ではありますが、そこからの話の進め方が素敵です。
上・下巻と長いのですが、魅力的な仲間やいろいろな出来事が起こり全然長くは感じなかったです。
上記の他の軸としては、各地にちらばった勾玉を集める、という事があるのですが、このことで日本各地をまわるため、古代日本の様々な地域が描写されていて面白かったです。 -
三部作の中で一番好き。遠子の一途な思いにやられました。
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著者プロフィール
荻原規子の作品
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