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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784198506841
みんなの感想まとめ
物語は、新たな仲間の登場によって主人公たちが一層際立ち、スピード感が増した展開が魅力です。特に、遠子と菅流、小倶那のトリオが織りなすバランスが絶妙で、読者は彼らの成長や葛藤に引き込まれます。遠子の勇敢...
感想・レビュー・書評
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新しい仲間の登場により、主人公達が際立ちに、物語もよりスピード感が増し面白かった。
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ーーーそなたの胸にはすでに四つの勾玉がそろっている…それ以上になにを望むのだね
読み終わって、扉絵2を見て、グッときた。
菅流は本当にいい男だな…。と思ったけど遠子が天真爛漫であの約束をしていなかったらたぶん少し変わっていたのではないかとも思ってしまった。遠子と菅流、小倶那のトリオのバランスがとても好きだった。遠子が、勇敢だけど臆病で、多くを悩み、一つ一つを自分で決断していく所にハラハラしつつ、とても勇気付けられた。子供時代を引きずりながら大人になっていく二人組というキャラクターも大好きなので、最後まで楽しく読んだ。 -
遠子の一途さと、小倶那のかっこ可愛さと、菅流のイケメンっぷりにキュンとする。昔読んだときには、逃げ出した遠子は身勝手だなぁと思ったりもしたが、改めて読むと気持ちがわからないではないとも思えた。
全編通して菅流が格好よい。遠子が最後の勾玉を探しに飛んで帰ってきた時、小倶那がずっと待っていたシーンがベスト。 -
大好きな勾玉三部作の2作目。
何度目かの読み返し。やはり寝る間を惜しんで読んでしまった。 -
10年ぶりの再読。
部活と本に全てを費やしていた中学生の自分は後半になるほど「世界が危ないというのになにいちゃこらしとんのじゃーい」と毒づく残念な子だったのですが、この年になって読み返してみると恋愛要素がとっても重要だったことに気づきました。
「倒す」のではなく「許す」「譲る」ことによる調和。
遠子の変化はこのことを示していたのではないかと思います。 -
小具那•遠子の主人公だけでなく、菅流や七掬•武彦まわりを固めるメンズがみなステキです(笑)
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2012/01
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ヤマトタケル伝説を下敷きにした長編小説の下巻。
ジャンルとしてはYAなんだろうけど、母の愛とか、ちょっと
すごすぎないだろうか・・・。
長かったけど、読み終わってしまうのが残念な物語。
主人公以外の登場人物もみな魅力的で、細かなところまで人物像が
作りこまれているので、
その後が気になって仕方ないです。(笑) -
これは結構面白かったです。 難があるとすれば、若干「ハーレクインっぽさ」が鼻につくあたりでしょうか(笑) せっかく日本の古典、それも記紀で描かれる世界を舞台にしているわりには記紀を読んで感じる素朴さ・荒々しさとか万葉集を読んで感じる大らかさはなりを潜め、現代っぽい「綺麗さ」が大手をふるっているように感じられ、ちょっと嘘っぽい(苦笑) でも日本神話とはあんまり接点を持たずに育っているだろう(よくは知らないけれど)現代の中高生あたりにこの物語を読むことによって日本神話に興味を持ってもらうきっかけにはいい本なんじゃないかなぁ・・・・と。
作品のプロット自体にはさほど独創的なものを感じないのですが、「大蛇の剣」や「勾玉」と言った小道具類の扱い方が見事だなぁと感じます。 個人的には歴史の教科書なんかで「勾玉」の写真を初めてみたとき、「これのどこがよかったんだろうか??」と感じていた KiKi ですが(とは言いつつも、大人になってからはあの太極図の片割れみたいな形に魅せられていたりする)、こういう形で出てくると「ああ、そういうこともあったかもしれない・・・・・」と妙な納得感みたいなものが得られます(笑)
(全文はブログにて) -
遠子の成長の目まぐるしさに、若い子のパワーを感じてしまう私はオバサンでしょうか?
序盤の勇ましいけど大人になりきれない遠子から一転、一気に女性らしさを持ち色めき出す後半は読んでいて胸が苦しかった。小?那と遠子の関係も、切なくて痛ましい。でも、ネタバレをしてしまうとちゃんと幸せなので安心して下さい(笑)特に遠子の成長には、喜びだけじゃなく清々しさを感じます。
勾玉シリーズの中では、一番の長編ですがそれでも「もうちょっと読みたい」と思う物足りなさが何とも憎い。たとえば、菅流と象子の行く末にも興味はあるし、宿禰や王、百襲姫の背景も実は見えづらい。
もちろん、これは各人物にしっかりとしたキャラクターがあるからこそ生まれる読者の我儘ですよね。意図して重点を遠子と小?那に偏らせているのだと思います。これ以上、些末な設定を埋めていたらとてもじゃないけど、このページ数では語りきれないし、逆に遠子と小?那の関係が薄まってしまう気もします。 -
小倶那と再会した瞬間に遠子が「子供」から「女」になったシーンが大好きすぎる。
「子供」の頃の男まさりな遠子とそれに振り回される小倶那のが見ていて好きだけど、「女」となった遠子と「男」となった小倶那というのも中々良い。
言葉からも仕草からも、変化が伝わってくる。
勾玉三部作で一番恋愛色強いよね。(空色と薄紅はヒーローが鈍感だもんなー) -
かっこいいオッサンがたくさん出てきて幸せ。
イケメンは最後まで当て馬街道まっしぐらだったなぁ。おひとよしキャラのさだめか。 -
勾玉三部作第二部。闇の一族の末裔の住む三野の国で長の娘である遠子と拾われ子である小倶那。行動するときはいつも一緒であった二人。ある時、小倶那が都へ行くことになり二人は離ればなれに。だが小倶那は都で輝の一族の末裔であることを知り古代の神の剣である大蛇の剣の使い手となり、策略に巻き込まれて三野の国を襲うことになってしまう。その戦いから逃れた遠子は悲しみを小倶那への憎しみにかえて伝説の勾玉を集める旅に出る。自らの手で小倶那を倒す為に…。
この話の中で重要なのが遠子の感情。小倶那は変わってしまい、昔の小倶那はいないのだと自分に言い聞かせ続ける遠子。それでも楽しかった日々を思い出すと笑みが宿ってしまう。そして小倶那自身の心情も悲しく行き場のないもの。読んでいくうちにあまりのむなしさに何度も目が潤みました。
勾玉三部作の中では最も好きな作品です。 -
小倶那と遠子の気持ちが通じ合ってからは、自分が10代の頃の恋に浮かれていた感じを思い出すので読むのがくすぐったい。でも面白い。
著者プロフィール
荻原規子の作品
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