- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198507435
作品紹介・あらすじ
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター"電脳メガネ"が大流行していた。この"メガネ"をかけると、町のどこからでもインターネットに接続して情報を交換したり、データをダウンロードして必殺技を手に入れたり、実体はないのに本物そっくりの電脳ぺットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、"メガネ"を楽しめる時間には限りがあって…。小学6年生の小此木優子は、大黒市へと引っ越してきたばかり。電脳空間が壊れやすいというこの町で、不思議な"黒いシミ"を追いかけて、優子は"コイル電脳探偵局"の名刺を持つ少女・フミエと知り合い、そして、もうひとりの"ユウコ"と出逢う。反発し合いながらも惹かれてゆくふたり-。次第にふたりは、それぞれの痛みをともなう過去と向き合うことになる。
感想・レビュー・書評
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【内容】
これは、はじまりの物語。
小学生の間だけ使える電脳メガネで見えるもうひとつの世界。
大国市は歪みの生じているあぶない街だ。
電脳駄菓子屋「メガシ屋」の怪しい婆さんは。
【感想】
アニメ向きだと思ったらまずアニメがあったらしい。
「電脳」部分はわりとチープなのでむしろ読みやすい。 -
ジュブナイル小説だが、とても読みにくい文体だった。
話自体はアニメ版と異なる設定の所もあり、別の話として読めば面白い。 -
978-4-19-850743-5 337p 2007・12・15 7刷
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前から気になってたシリーズ。 主人公たちが小学生って思えない事が
多々あった。 全体的にキャラの年齢を5歳は上げたほうがしっくり来る。
メガネかけるってのがなぁ。 俺はメガネかけるの嫌いだから、このシステム
もう少し何とかならんかったのかと思った。 -
アニメ化された作品だったかな?というぐらいの知識で読んだのだが、何気に世界がきちんと確立されていて結構面白い。SF好きな自分にとってはワクワクしてしまう冒険ものだ。小学生という与えられた時間しか使えない電脳メガネ。今まさに製品化されようとしているウェアラブル末端だ。これはすごい。
それを駆使して立ち向かう少女&少年たち。自分もそのくらいの時に読んだらめっちゃはまっただろうな。空想をこれでもかと立ち上げた内容には、大人でもはまる仕掛けがここぞとばかりに散りばめられている。
主人公のヤサコが大黒市へ転向してきたところまでだが、なかなか続きが気になってしまった。 -
アニメ版に比べて、少し大人設定。その分、アニメの時のような視覚的な衝撃は減っているので、好き嫌いの分かれるところ
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開始から視点がコロコロ切り替わる上に、編集的な配慮がなされていないので、読むのが非常につらい。キャラがわかりだした後半になって初めて、アニメとかマンガならこのストーリーは面白いのに、と思う。
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やはり、映像よりは活字の方がよく解る。
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全13巻。同名のテレビアニメを原作とした小説。
小説版は小説流のギミックが効いていて良い。
多少アニメとの相違点に戸惑うかも。あと白い部分の多い印刷で全13巻というのは嫌な感じである。
宮村優子の作品





