- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198507848
作品紹介・あらすじ
とうとう、この日が来たのだ。流しの鍛冶職人として、一人で旅立つ日が…。リヴォ人ケリードとともに消息を絶ったギルダン・レイを探して、単身オラから神獣の国アミランテへ向かったセフルは、囚われの身となってしまう。アミランテでは、若き王ナティックのもと、リヴォ軍の侵攻に対抗すべく、オラの援軍が布陣を構えつつあった。敵味方の陣営に別れ別れとなったセフルとギルダン・レイを巻き込み、オラ・リヴォニ大国の陸・水・空軍が生命魔術と耐魔術力による決戦の火花を散らす。
感想・レビュー・書評
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一年の時を経て、セルフは行方不明になったギルダン・レイを探しに行く。
またもや個性的な国が出て来たが、基本的にこの国はオラとリヴォで二分されている……というのを逆手にとったような作りになっている。
無謀にも一人でギルダン・レイを探しに来たセフルはまるで導かれるように戦争に巻き込まれる。ギルダン・レイはケリードと共にアミランテ攻防に参加する。戦争というものの無慈悲さと狂信の行先は、見ていて辛い。なかでもアミランテの后トーリシャスの一途な思いが届かないところを見ると、人と人の絆は本当に簡単なものではないと思う。
久しぶりに人間味あふれるトーリシャスという人物が出て来て少しほっとした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正統派、ではないな。<br>
でも、真っ当なファンタジーだと思う。<br>
読み始めにちょっと引っ掛かるけども、あとは巻の終わりまで、一気に異世界の旅へ突入。<br>
続きが待ち遠しいです。<br><br>
ちなみに、これは3巻目。