怪盗ワイリーと砂漠の国の王女 (TOKUMA NOVELS Edge)

著者 :
  • 徳間書店
3.22
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198508463

作品紹介・あらすじ

十七歳の少年ワイリーはロマヌアに住むかけ出しの泥棒だ。十年前に一匹の王族サビネズミを助けたことがきっかけで一日二十四匹のサビネズミを自分の手足のように使えるようになる。ワイリーは師匠に認めてもらいたく"腕試し"のため、ある邸宅に忍び込む。盗みを終え屋根に出たときシュリカと出会った。シュリカは小国コレンバの王女だ。そうとも知らず、ワイリーは彼女にロマヌアの案内を頼まれる。渋々それに従うが一人の女性として意識し始める…。しかしシュリカにはもう一つ大きな秘密が!?-。

感想・レビュー・書評

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  • 師匠から命ぜられた下調べの傍ら
    こっそり『怪盗』として活動する。
    その時、出会った妙な少女。

    1日24匹のネズミを使える主人公ですが
    継続命令なら、延々使える状態??
    口にした事は守ってください状態になってますが
    当然のごとく、色々引き起こしてます。
    一人前、なのは脳内の自分のみ、のようですが
    こうやって人は成長する、という事で…w

    ネズミの活用方法やら、兄の登場やら相手の目的よりも
    ヒロインのまさかの事情の方がびっくりです。
    ものすごく意表を突きまくってくれました。
    嫌でも確かに、少女小説ではないので
    その展開が普通と思うのがアウトですが。
    あれが一番びっくり、でした。

  • 「PATRONE」のワイリーの若い頃の話で吃驚、章扉の時計塔の絵を見て別の時代の話かと思ってた

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著者プロフィール

東京都出身。著書に『秘密結社でいこう!』(角川スニーカー文庫)、『長ぐつをはいた猫』『日常の夏休み』『ナナマルサンバツ』『ちょい能力でいこう!』『劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争』(いずれも角川つばさ文庫)、『小説 二月の勝者‐絶対合格の教室‐春夏の陣』(小学館ジュニア文庫)など。

「2022年 『逆転の天下人 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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